野火の祭典

 秋吉台のカルスト台地で行われた「野火の祭典」に参加しました。13日にカルスト台地のかなりの部分が火事で焼けてしまったり、天候が不安定だったりして、「野火の祭典」が行われるか不安だったのですが、何とか野焼きの火入れをさせて頂くことが出来ました。最も近い位置で秋吉台の野焼きを見ることが出来るので、お薦めのイベントです。
 「野火の祭典」の参加者はグリーンの帽子を渡されて着用、今回は20名の募集に対して11人の応募が有ったようです。楽しそうなイベントなのですぐに定員が埋まってしまうだろうと思っていたのですが、意外と少ないですね。参加者の予想平均年齢も50歳程度と高め。申込み方法がFAXか郵送に限定されていたので、若者にはハードルが高かったのでしょうか?オレンジ色はボランティアスタッフ、かなりの人数が参加していました。

 始めに「火」の文字が作られ、その後で草への点火開始。まずは見ているだけだったのですが、思っていたよりも速いスピードで燃え広がっていきますし、かなり熱い。山などで火に巻かれたら逃げられないだろうなと感じました。

 2日前に起こった火事の影響も有るのか、ボランティアスタッフの統率が全く取れておらず、よく分からない事になっていたのですが、「どうぞ自由に付けて下さい」という事でどしどし点火。火の明るさや暑さは思っていた通りだったのですが、「バチバチ」という音の大きさに驚きました。こんな間近で火が燃え広がっていくところを見ることは無いですし、とても貴重な体験です。

 火を付けていた時間は40分程度でしょうか。松明2本分が燃え尽きる分の火を付け、後はしばし鑑賞。冬に草を燃やすことで、初夏に固くなった古い草が残らず、畑の肥料に使うための草を刈る作業が楽なのだそうです。燃やすことに宗教的・文化的な意味合いは無く、農業的な目的だけのようでした。
 これから参加する方へのアドバイスとしては、帽子・軍手・マスクは頂けるので、燃えにくくて暖かい服、歩きやすい靴を用意すれば良さそうでした。意外と距離を歩くので、靴は歩きやすいものが一番です。また、ススで全身が汚れてしまうので、捨てても良い服を着ておいた方が良いかなとも感じました。何にせよ、火を付け始めるととても楽しいですし、写真もとても近くで撮ることが出来ます。ぜひ参加してみて下さい。