Trail running on a tropical night

 昨夜の20時から今朝の8時にかけての12時間、「夏の夜の広島南アルプストレイルラン!」という、夜の山の中を40km走るイベントを開催してきました。20時から5時までの9時間は完全に暗闇ですし、ライトや装備のテストも兼ねたイベント。比較的急な開催にも関わらず6人で山の中を走る事が出来たので、心細くならず、とても良いナイトトレイルの練習が出来ました。
 ナイトトレイルの練習会をするなら、どこからでも下山できる「広島南アルプス」しかないと考えていたのですが、結果的に大正解。途中合流・離脱もスムーズに出来ましたし、ルートの変更も比較的容易でした。何より街が近いので夜景が素敵です。
 今回のルートは新井口から「広島南アルプス」へ入山し、丸山を下山したところに有る権現峠から春日野へ下り、「ローソン 広島山本七丁目店」で補給。「武田山憩の森」までロードで移動し、そこから武田山山頂へ。帰りは武田山山頂から鈴ヶ峰まで縦走して新井口へ下山するというもの。
 本当は「ポプラ 春日野店」で補給する予定だったのですが、営業時間が23時半までで閉店しており、急遽ルートを変更しました。まさか広島市内のコンビニが24時間営業で無いとは思わず、営業時間の確認をしなかったのが失敗。おかげで武田山に平地から登り返すことになってしまいました。
 籔はライトも2灯で明るくしていますし、夜も比較的スピードを落とさずに走る事が出来るのですが、今回は今シーズン初めての長い距離でしたし、気温27℃、湿度95%という環境で、かつて無いほどの汗が出続け、全く思い通りに走れませんでした。シャツが絞れる程の汗を通り越して、絞らなくてもシャツから汗が垂れてくる程。この状態が12時間続き、補給の目安が分からずに苦労しました。
 走行中の水分補給は7L、走り終わってからも大量に水分を摂取しましたし、全部で10Lは補給しても体重が減らなかったという状況でした。湿度が高い状態でのトレイルランは恐ろしいですね、これで太陽が出ている時間なら、途中で中止していたかもしれません。夜で助かりました。
 ちょうどコース上で朝焼けも見る計画だったのですが、タイミング良く展望の開ける「展望岩」で朝焼けを見ることが出来て回復。日の出前になると鳥や虫の鳴き声が急に聞こえ始め、森の雰囲気が変わってきて幻想的でした。
 後一山越えたらゴールでしたので補給無しで進んでいたのですが、段々と鼻の辺りに痺れているような感じが出始め、下山した時には呂律が回り難い状態になっていました。喋りたい通りに発音できない感じでしょうか?これ以上は危ないかなという所でジェルを摂取すると、すぐに回復。どうも籔の場合は痺れが低血糖のサインになっている様なので、この状態にならない内に栄養補給をしていかなければなりません。こういう危ないところまで我慢してみるという事も、一緒に走ってくださる人がいるからこそ出来る事ですね。実験に付き合って頂いて感謝です。  最後は朝ご飯を食べて、近くの「塩屋天然温泉ほの湯楽々園」で汗を流してから帰宅。かなり大きな温泉で、ユックリできるので気に入りました。今日はユックリしていると寝てしまいそうだったので、またユックリできる時に入りに来ようと思います。