Training camp in Mt.Ishizuchi

 昨日・一昨日の2日間、「真夏のトレーニングキャンプ in 石鎚山」と題して、四国の石鎚山で合宿をしました。参加してくださったのは山口・広島から7人、かなり走れるメンバーでしたので、欲張ったプランを立てていたのですが、タイミングに助けられてばかりの山行になってしまいました。2,000m程度の山へ登るには知識や余裕が足りなかったと反省。
 今回の合宿は「Ultra Pirineu」へ向けて、登りのトレーニングをする事と、準高地で体調の変化をみる事が目的。柳井から約3時間かけて石鎚山ロープウェイ乗り場横の登山口へ、近付くとやはり山が高く傾斜がキツイです。西日本最高峰まで3時間で来れるので、意外と近いですね。
 1日目は西ノ川から岩原・刀掛・天柱石を通って弥山へ登る「御塔谷ルート」。約8kmで標高差1,550mを登るトレーニングで、トレイルランと言うよりは石鎚山への登山でした。ほぼ終盤に出てくる天柱石までは沢沿いを進むので、川の流れを楽しみながら進むことが出来ます。変化に富んでいて楽しいコースですが、天柱石以降は激登りでした。

 天気も何とか大丈夫そうでしたので、山頂から天狗岳へも渡ったのですが、断崖絶壁で涙が出そうでした。この後、山小屋へ戻ったタイミングで雷が鳴り始めたので、30分程度避難させてもらい、予定を変更して石鎚登山ロープウェイで下山することに。

 下りはようやくトレイルランらしく走れたのですが、階段の連続なのでなかなか足に来ます。階段に飽きるくらい、ロープウェイ乗り場まで800m程度下っていきました。せっかく登ったのに周囲は真っ白、全く景色は見えません。
 下山したら「石鎚山温泉 温泉旅館京屋」で入浴。事前に電話して確認した時は20時まで入浴出来るとのことだったのですが、当日は18時で閉めると言われ、急いで入浴しました。お湯は少し粘り気があって、これまで匂ったことの無い様な匂い。不思議な感じでした。
 2日目は保井野登山口から堂ヶ森・二ノ森を通って石鎚山頂までの往復。このルートは目的が2つ有り、1つは堂ヶ森までの急登(3.7kmで1,138m上昇)を体験する事、2つ目は堂ヶ森以降は標高1,600mなので、準高地で長い時間身体を動かすことでした。
 駐車場に着くとアブが大量にいたので、GPSも起動させずに出発。まずは終盤に近付くにつれて傾斜がキツくなる登りを淡々と登っていきます。3.7kmで1,138m上昇というのは伊達では無く、もう登りが嫌になってきた頃にようやく景色が開けました。
 キツい登りを終えると急に景色が開け、一面の笹原に。ここまでの笹原は初めて見るので、楽しくて沢山写真を撮っていました。二ノ森まではほぼ同じ様な感じで、多少のアップダウンは有りますが、スムーズに通れます。

 二ノ森から先は笹が刈られていないので、笹こぎをしないといけない場所も有りますし、滑落しそうな場所が有ったりと、少しだけ難易度が上がります。それでもルートは明確ですし、この時期でも問題なく通る事が出来ました。下の写真は中央へ向かってルートが有るのですが、地面は全く見えないのでストックでかき分けながら進みました。
 時間がギリギリでしたので、弥山まで行こうか引き返そうか迷ったのですが、正面に見えている山頂がどんどんと近付いてきますし、ここまで来たのでと思い山頂へ。山小屋でカップラーメンを食べ、さあ引き返そうとすると2日目も雷が。このまま1時間程度足止めを喰らってしまいました。今考えてみると空も曇ってきていますし、二ノ森辺りで引き返すのが正しい判断なのでしょうが、山の知識が足りずに判断出来ませんでした。
 帰りは雨も上がって再び暑くなりました。とにかく暗くなる前に全員で下山することだけを考え、少しペースアップしてどんどん下っていきました。休憩も少なかったですし、まさに合宿状態です。行きはアブと蜂に悩まされたのですが、帰りは雨が降ったからか小さな虫や大きなカエルまで出てきていました。段々と笹原にも飽き始め、写真もあまり撮っていませんでした。
 何とか最後の急登も無事に下り、大きな怪我無く最後まで走る事が出来ました。全体的に登山地図に載っているコースタイムの6〜7割程度の速度で進めますが、休憩を入れるとコースタイムの8割といったところ。急なアップダウンが多かったので、速度はあまり上がりませんでした。
 今回はほぼ先頭を走っていたので、薮漕ぎ能力とルート探索能力が少しだけアップ。石鎚山は初めてでしたが、とても魅力的な山でした。特に2日目のコースは虫のいない時期にもう一度走ってみたいなと思うので、10月頃に今度は土小屋目指して再び走りに来てみようと思います。