小さく短く

 133回目のフルートレッスンを受けてきました。いつの間にかレッスンを受け始めて丸4年が経過していましたが、始める前に思っていた様には上達していかず、まだまだ初心者を脱却できません。やはり1日に取れる練習時間が限られているので、毎日練習したとしても進度は遅いなと感じます。集中して練習できる学生が羨ましいですね。一方、自分の成長を客観的に見ることはできるので、少しずつできることが増えていっているのは面白く感じます。このペースだと10年目くらいまでは成長する一方だと思うので、まだまだ楽しんでいこうと思います。

 テレマン「2本のフルートのためのソナタ 40:102」の2楽章は、前回から少しテンポを上げ、8分音符のアクセント感を強めて推進力を出し、次の3楽章へ進むことに。途中で少し考え事をしたりすると、替え指部分などで迷ってしまい、一度迷うと立て直すことが難しくなってしまいます。それでも、周りの音を聞きながら演奏することができ始めたのは少し進歩かもしれません。

 オネゲル「牝山羊の踊り」は本番まで1週間ちょっととなり、どこまで不安なところを作っていけるかという感じになっています。今回はただでさえ音量差の小さいフルートでメリハリのある演奏ができるかと、音量が小さくなるところの音の短さや柔らかさに気をつけました。小さな音でスタッカートをつけるというのが難しく、なかなか短い音を作ることができず練習中。色々な音量とアーティキュレーションの組み合わせを自由に使える様になりたいです。

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本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。