ITRA National Representative

 どうも体が動かないので、今日は無理をせずに2部練で少しずつランニング。柳井上田の金剛寺から三ケ岳へ登るトレイルへ入ったのですが、すでに草がかなり伸びていて止めてしまいました。この時期のトレイルは場所を選ばないと入れませんね。

 トレイルへは入れずに意気消沈して帰っている途中で、6月24日に新しく柳井市土手町にオープンするライブハウス「Live Village」の工事の様子を覗いてみました。内装はほぼ自分たちでされているらしく、この日も作業が進んでいました。ライブだけでなく、色々なイベントで使ってもらえたらとのことなので、またオープンして落ち着いたら来てみようと思います。

 午後はITRA National Representativeの最も大きな仕事として「Annual General Meeting(日本語だと年次総会でしょうか?)」にビデオ会議システムを使って出席。本当は会場へ行きたかったのですが、日程が急でどうしても行けませんでした。日本でのトレイルランニングは競技者・大会共にここ数年で急速に増えていますが、海外でも同じ様な状況で拡大している様です。拡大しているからこそ出来る事、必要になる事など、ここ数年で一気に動いていきそうな雰囲気を感じました。それにしても聞き取りにくいビデオで英語での会議を4時間聞くのはなかなか大変でした。来年はぜひ会場へ。

未分類

 夏の合宿をする予定の大分「九重山群」を山の大先生Y氏に案内していただきました。山口を23時頃に出発して、朝の3時から登山開始。この日は開山日とミヤマキリシマの開花がちょうど重なり、この一帯は大渋滞するとのことでしたが、時間が早かったので車を少し離れたところに駐めただけで、牧ノ戸峠からスイスイ登山開始です。明るくなる頃には星生山山頂に、山頂で見る朝焼けが綺麗でした。

 色々と教えてもらいながら久住山周辺の山頂を次々に渡り歩いて行きました。山頂の間が近いので、幾つの山頂に行けるかというのを競っているようです。12個の山頂を約30kmで巡り、九州本土最高峰の「中岳」や「久住山」等も人が少ない時間に通ることができました。

 久住山からは阿蘇も見えて綺麗、高度感があり高い山に来たなという景色。ここまで歩いても1時間半あれば来ることができるので、初心者に優しい山ですね。ただ、この日は登り優先といった最低限のマナーも知らないような人が多く登っており、ちょっと怖い場面もあったり。

 平治岳はミヤマキリシマが咲き誇り、それを見に来る人もすごい数に。ちょうどお昼時に到着したので余計かもしれませんが、登り降り共に渋滞してとても時間がかかりました。山がこれだけピンク・紫に染まっているのはなかなか見ることができないので、とてもいいタイミングで来たようです。

 この山群は影があまりないので、太陽が出るととても暑くなってきました。大船山の御池でアイシング、恐羅漢でドボンが出来なかったので、久しぶりの天然のお風呂は最高でした。お風呂の独り占め気持ちいいです。

 約12時間走り、最後は筋湯温泉の「うたせ湯」に浸かって帰宅。「日本一のうたせ湯」らしく、疲れた体のマッサージになっていい感じ。家を出発して帰るまで、20時間以上活動し続けていたので、家に帰るといつの間にか寝ていました。週末の良い刺激になりましたし、合宿の下見ができました。これは下見なしでは厳しかったかも、色々と教えてくださったY氏に感謝です。

Trail run

 昨年は大雨の為に途中で中止となってしまった大会なので、今年こそ最後まで走りたいと思って出場したのですが、どうも体が動かずに4時間程度経った頃から熱中症のような症状でフラフラし始め、後半は歩き通すことになりました。何とかウォーターステーションまでたどり着きましたが、それ以上は危なかったのでリタイア。「Yading Skyrun」後はなかなか気持ちの切り替えができずに練習をしていなかったので、単純に練習不足で走れなかった気がします。

大会概要

  • 大会・・第2回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田(エキスパートコース)
  • 場所・・恐羅漢山周辺
  • 日時・・2017/5/28
  • 距離・・65km(獲得標高 3,720m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:10℃(スタート時)
  • 結果・・7時間12分40秒 横川口 Water Station(35km地点)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間合計時間
Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖16km2:25:492:25:49
休憩 A1 聖湖16km地点0:02:262:26:15
A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク11km2:03:284:29:43
休憩 A2 恐羅漢スノーパーク27km地点0:04:174:34:00
A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口8.5km2:38:407:12:40
TOTAL65km7:12:40

使用機材

 このコースは3つのループに別れているのですが、毎回同じところに帰ってくるので、そこにドロップバッグを置いておく事ができ、荷物はできるだけ身軽にしていきました。ヒンヤリと冷たい風が時折吹きますが、動いていれば寒さは感じません。Aループはかなり走らされるのでポールは持たずに行ったのですが、Bループからは有った方が楽かなと。来年は持っていくと思います。

  • シューズ・・Inov-8「TERRACLAW 220 MS(IVT2551M1/BLB 26cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・ULTIMATE DIRECTION「AK MOUNTAIN VEST 3.0(MD)」
  • ハイドレーション・・ULTIMATE DIRECTION「BODY BOTTLE PLUS」2個
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500B」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・SALOMON「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ」
  • レインウェア・・モンベル「トレントフライヤー ジャケット(S)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • 補給・・Power Bar「Power Gel」 6個
  • 補給・・ミドリ安全「塩熱サプリ」
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 熊鈴

Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖

 色々とご挨拶をしているといつの間にかスタート、気づくとほぼ最前列から走り始めていました。スタート直後はロードで一旦降り、スキー場を登る様になっているので、ここで随分と知り合いに挨拶をすることができました。5時スタートですが、もうライトは必要のない明るさです。

 ここから気持ちの良い九十九折トレイルを下ると5kmの林道ですが、今回は林道があるということを知っていたので心折れず。苦手なのでユックリですが、着実に走っていきます。ここもユックリ走っていたので、後ろからたくさん声をかけていただきました。広島のレースは知り合いばかりで新鮮です。

 高岳へ続くロードは少し詰まったりもしていましたが、籔には良いペース。この辺りから風がないと暑く感じ始めました。思い返してみると、この暑く感じたところで水をかぶって冷ませば良かったのかなと思います。あまりペースは上がりませんが、小さなアップダウンが続く楽しいトレイルです。

 高岳の山頂まで来るととても良い天気、これから降りていく聖湖が綺麗に見えましたし、日差しが痛いほどでした。それほど急でないトレイルのくだりを降り、ロードを走って聖湖の第1エイドへ到着。昨年は歩いたロードも何とか走ります。

A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク

 エイドからは林道とロードを通り、牛小屋谷のトレイルへ。昨年はしっかり歩いたところも少し走ったりしながら、前半は出来るだけ前へ。林道から林道のようなトレイルを通ってロードへ出るのですが、意外と長く感じるのでロードへ出るまでに疲れていました。

 牛小屋谷の川沿いトレイルは昨年よりも格段に頑丈な橋がかけられており、よくこんなに整備してもらったなという感じ。今年は雨が少なかったので水も少なく、なんとなく走っている内に水に浸かる機会を逃していました。この辺り、水に浸かりたいとずっと考えていたので、浸かれるポイントがなくなったことに気づいてショック。思えばここからトボトボ歩きが始まったような。

 泳げなかったショックを引きずりつつ、何とかエイドに帰りトイレへ行って次のBループへ。随分と体調が悪くなっていたのですが、時間は十分にありましたし、歩いていたら治るかなと考えて気楽にスタート。

A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口

 台所原へ向かう林道は太陽が当たるところだけ走り、日陰は歩くと決めて前へ。体調が悪くて恐羅漢山へ登り切れるかなと心配でしたが、とにかく足を動かすことだけ考えていたら、いつの間にか山頂に着いていました。ペースは遅いですが、淡々と。高所での呼吸法を実践していたのですが、普通の登りでも随分と楽な気がします。昨年は虫に襲われて大変でしたが、今年は雨があまり降らなかったからか虫も少なくて快適でした。

 恐羅漢山から旧羅漢までは歩行区間なのですが、影があまりない場所も多く、ついに歩くのもキツくなってしまいました。それほどアップダウンもありませんし、いつも泥濘んでいる場所も乾いていたりと歩きやすいはずなのですが、全く進まず。この辺り、写真を撮ることも忘れているので、なかなか体調が悪かったのかなと。

 旧羅漢から横川口までは楽しい下りなのですが、ここも悲しいほど走れず。みんなが楽しそうに走っていくのを見ながらトボトボと下山しました。走れたら楽しいと分かっているところで歩くしかないのは、なかなか精神的に良くないです。

 なんとかWater Station 横川口までたどり着いて、迷わずリタイアを選択。スタート地点へ連れて帰ってもらった車を待つ間も、色んな人とチョコチョコ会話をさせてもらい、全く飽きずに待っていることができました。次は待たずに最後まで走れるように練習しておかないと。

2017 第2回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田

 昨日は「第2回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田」のエキスパートコースに参加しました。朝5時のスタートでしたので、前の日は20時に就寝。いつもと時間が違うからか23時には目が覚めてしまい、寝不足のまま恐羅漢へ向かいました。駐車場からスタート会場への送迎バスの第1便に乗車、時間が早いので乗客は籔だけで貸切でした。

 レース自体は20km過ぎからどうも調子が悪く、35km地点でリタイア。頭痛と気持ち悪さで、補給食も食べられなくなってきてしまいました。今年のメインレースを「Yading Skyrun」に設定しており、その後はほとんど練習していなかったので、単純に練習不足です。

 ほぼ一番前からスタートし、最後は全員に抜いていってもらったので、知り合いには殆ど会えたような気がします。初対面ですが会いたかった方や「ブログ見てます」と声をかけてくださった方々にも見つけていただいて、レース中ずっと賑やかに過ごすことができました。

 凄く綺麗に整備していただいたコースを最後まで走れなかったのは残念ですが、苦しいながらもとても楽しめました。また来年、しっかり練習して戻ってこれたらと思います。リタイアした横川口のウォーターステーションからはガッツリ揺れる林道を車で連れて帰っていただきました。スタート地点まで距離にしたら大したこと無かったのでしょうが、もう動くのキツかったので大助かり。ササっと家まで帰り、アイスノン5個で身体中アイシングしてなんとか復活しました。

Trail run, 2017 Yading Skyrun

 「Yading Skyrun」についてのレポートを書きました。レース2つと成都・亜丁観光が出来たので、かなり充実した大会参加・旅行です。最も大変だったのは、移動やらの時間で睡眠・回復時間を確保できなかったこと。もう少し早く走れるとしっかり休めるのでしょうが、籔のペースだと少し眠たいままレースや移動をする事になりました。

 心配していた高山病の症状ですが、籔はあまり低酸素に強くなかったのですが、それでもある程度の対策をして行けばあまり問題ありませんでした。恐らくランナーで、あまり張り切ったりしなければ問題ないかなと。籔は低酸素ルームなどで呼吸法を習ったのですが、高地では走っている時は常に、普段も意識して呼吸をしていました。呼吸法の習得は必須かなと思います。

 全体的な日程は以下のようになっています。VKとUltraの両方に参加するならこの日程が最低限で、これより短いとかなりキツイです。飛行機などはいつも通りですが、現地でのシャトルバスや大会のスタート・ゴールへの移動など、シャトルバスに乗る機会が多く、なかなか大変だったかなと。

  • 4/29 広島→上海→成都 成都宿泊
  • 4/30 成都→稲城→(シャトルバス)→亜丁 亜丁宿泊 前日受付
  • 5/01 Yading VK 7km
  • 5/02 Yading Kora Ultra 46km
  • 5/03 亜丁→(シャトルバス)→稲城→成都 成都宿泊
  • 5/04 成都→上海→広島

 個別のレポートはこちら。

Trail run, 2017 Yading Skyrun

 前日のバーティカルレース「YADING VK」に続いて2日連続のレース。2日連続の大会は初めてだったので走れるか不安でしたが、前日にとても抑えて走っていたのが良かったのか、高地ではそもそもあまり走れない状態だったのか、あまり前日の影響なくレースを進める事ができました。
 このレースはコースの約6割が標高4,000m以上で、標高4,700m程度まで2回登るというもの。下りは殆どなく、ほぼ登りっぱなしのコースです。登りはゆっくり、下りで頑張るといういつものパターンが使えませんし、高地での天候や体調の変化に対応できるかと、直前までかなり心配してスタートしました。
 結果的には制限時間ギリギリですが、最後の下りを飛ばして何とか完走。やはり1つ目の4,700mへ登る途中で高山病の症状が出始め、最後までそれを引きずりながらのレースとなりました。

大会概要

  • 大会・・Yading Skyrun(YADING KORA ULTRA 46KM)
  • 場所・・稲城亜丁(中国)
  • 日時・・2017/05/02
  • 距離・・46km(獲得標高 3,051m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:10℃(スタート時)
  • 結果・・13時間34分01秒 81位(完走94人中)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間合計時間
Start 〜 CP1(4km地点)4km0:26:120:26:12
CP1(4km地点) 〜 CP2(12km地点)8km1:33:471:59:59
CP2(12km地点) 〜 CP3(18km地点)6km1:33:023:33:01
CP3(18km地点) 〜 CP4(21km地点)3km0:42:504:15:51
Refreshment CP4(21km地点)0:02:474:18:38
CP4(21km地点) 〜 CP5(25km地点)4km1:36:015:54:39
Refreshment CP5(25km地点)0:10:466:05:25
CP5(25km地点) 〜 CP6(33km地点)8km2:20:058:25:30
CP6(33km地点) 〜 CP7(38km地点)5km1:54:0910:19:39
CP7(38km地点) 〜 CP8(41km地点)3km2:04:0112:23:40
CP8(41km地点) 〜 GOAL5km1:10:2113:34:01
合計46km13:34:01

使用機材

 前日に過ごした感じだと日中は暑いので、そこまでの装備は必要ないかと必須装備だけを持って走りました。それでも、必須装備にダウンジャケットやレインウェアなどは入っていますし、ザックはパンパン。レース中は天気が崩れずにこの装備で大丈夫でしたが、天候が崩れると雪も降りますし、かなり寒くなるので対策が難しくなりそうです。
 地面が岩のところも多いので、もう少し底の厚いシューズにしようかと思っていたのですが、軽さを優先して選びました。これは結果的に大正解。標高が高くてあまり走れないので、路面が固くてもあまり痛くなりません。水もペットボトルで提供されるので、このザックで良かったなと。ハイドレーションにしていると給水にとても時間がかかるところでした。

 また、装備に入っているイブプロフェンは必須装備。籔は嘔吐したらリタイアしようと決めていましたし、薬は飲みませんでしたが、コース的にも薬を飲まなければいけないくらいならリタイアした方がいいと思いました。

  • シューズ・・Inov-8「TRAILTALON 250 MS(26cm)」
  • シューレース・・Nathan「LOCK LACES」
  • バックパック・・Ultimate Direction「AK MOUNTAIN VEST 3.0」
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・SALOMON「XA+CAP」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」、GENTOS「SG-325」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • ミッドレイヤー・・Haglöfs「SHIELD JACKET(XS)」
  • ミッドレイヤー・・UNIQLO「Ultra Light Down Jacket(M)」
  • レインウェア・・mont-bell「トレントフライヤー 上(S)」
  • 補給・・PowerBar「PowerGel Shots」4個
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • テーピング・・New-HALE「AKT 5m×7.5cm(1m分)」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 7」
  • イブプロフェン

レース展開

Start 〜 CP5(25km地点)

 レースの前半部CP5までは川沿いの緩い登りをとにかく登っていく区間。標高3,000mをスタートして4,100mまで、適度なアップダウンはありますがどんどん標高を上げていきます。スタートは「Yading Yizhan Hotel」の目の前。スタートとゴール地点が違うので、ゴールへ送る荷物を預けないといけませんが、他には何もする事がないのでゆっくりです。

 スタートして初めの1kmは街中を抜けるロード、みんな勢い良く走り始めますが、標高3,000mあるのでかなり抑えてスタートしました。そこから先はダブルトラック、工事用の道路みたいなところをゆっくり走っていきます。このような道がCP1まで続くので、すぐに到着。ただ、すでにこの時点でフラフラしている人もいましたし、標高が高いことを忘れてはいけません。

 エイドで目立つのは酸素ボンベ。吸っている人も多かったですが、やはり濃度の高い酸素を吸うと回復するのでしょうか?水、スポーツドリンク、コーラ、レッドブルなどは有り、食べ物もクッキーやバナナなどが置いてありました。

 CP1を出ると、CP3(18km地点)まではずっと川の横を通るシングルトラック。谷になっているので日差しが届かず、渋滞していてあまり動けないと肌寒く感じます。所々広くなっているところがあるので、少しずつ追い抜きながら早歩きで先へ。CP1からCP2はスタートダッシュで疲れて人が道を塞いでいる事がちょこちょこ。

 CP2(12km地点)から先はかなりバラけて前後に人がいないこともしばしば。もう標高3,500m以上なのですが、景色は日本の低山と変わりません。違っているのは馬で荷物を運ぶ為に、馬の糞がたくさん落ちていること。下を見ながら進まないと踏んでしまいます。

 一度ロードに出た所がCP3(18km地点)、ここから2kmのロード区間と1kmのロードを抜けるとすぐにCP4(21km地点)へ到着です。観光バスがたくさん走っているので、ひかれないようにだけ注意。

 CP4では初めて少しだけ補給しました。ペースも抑えていますし、あまりキツくないコースなので補給もそれほど必要ありません。水はペットボトルで提供されるので、入れ物もいらなかったかなと。向こうにはこれからぐるりと回る山が見えており、テンション上がるポイントです。

 平坦気味区間もラスト4km。亜丁自然保護区の木や鉄でできた遊歩道の上をCP5まで。初めて開けたところに出ると、山から吹き降ろしてきた風が冷たく感じます。少し冷えそうだったのでウィンドブレーカだけ着て、綺麗な景色を楽しみながらゆっくり先へ。この観光地、歩ける人ならトレッキングに来るととても楽しめそうです。

 ちょうどレースとしても中間地点のCP5(25km地点)で少しゆっくり休憩しました。この時点の標高が4,200mで、これからゴールまでは4,700m程度まで2回登るコース。この時点ではすこぶる元気だったので、クッキーやグミ等を補給して、日焼け止めをしっかりと塗り直して出発。標高が高くて乾燥しているので、日焼けは酷いです。帽子も首を覆うものにしていて正解でした。

CP5(25km地点) 〜 GOAL(46km地点)

 後半は標高4,690mと標高4,660mの2つ峠を越え、「仙乃日(チェンレースイ)」の周りを一周します。この山はチベット仏教の聖地となっており、一周するとご利益があるとか?標高4,000m以上の高地で20km以上あり一周するのはなかなか大変ですが、途中には「牛奶海(Milk Lake)」という湖などもあり、飽きずに進む事ができます。

 初めの峠へ向かう途中から少し高山病らしき頭痛が出始め、あとはユックリと進むのみ。何とか制限時間には間に合いそうだったので、本当に少しずつ進みました。ちょっとしたエイドが設営されている「牛奶海(Milk Lake)」までは観光客も多いので、観光客や馬を避けながらのハイクアップ。観光地というのもあるでしょうが、チベット仏教の聖地なので「タルチョ」が頻繁に飾られています。標高が高いので、緩い傾斜も少し苦しいです。

 ほぼ平坦のようなところも走れずに歩くのみ。高地ですがよく整備されており、ここまでは条件が良ければ普段着で来れそう。しっかり高度を稼ぐところと、ほとんど登らない所が交互に出てくるような印象です。

 光がとても強いからか「牛奶海(Milk Lake)」は青くて綺麗、聖地なので泳いだりすると怒られるようです。標高4,500mまで上がっていますが、こんな高地にもエイドを用意してくれています。ササッと水だけ補給して先へ。

 CP6(33km地点)になっている4,690mの峠が近づくと向かい風がとても強く、タルチョがもの凄い速さで揺れ、ヘリコプタのような音を立てていました。標高が高い上に、向かい風も強くて体が前に進みません。後ろから来た馬に追突されたりしながら、何とか前へ。寒くなって来たのでダウンを着ようかなとも思いましたが、着ると暑そうな微妙な気温。とりあえず我慢できている内はウインドブレーカだけで様子を見ることに。

 CP7(38km地点)までは標高差400mをひたすら下るのですが、雪の上やかなり泥濘んでいるところを通るので、下りなのになかなか進みませんでした。そして、とにかく風が強い。これまで体験したことのない風の強さで、籔の体も流されそうなほど。この時点で16時頃でしたので、これから日が沈むと危ないなとちょっと焦ります。「牛奶海(Milk Lake)」以降は観光客が来れるような感じではなく、一気に人も減り、全く人に会わない時間も多くなります。聖地一周も後半が修行のメインですね。

 エイドに置いてあるものはどこもほぼ同じなのですが、後半へ行くほど英語が通じなくなりました。CP7(38km地点)もこれだけ人がいるのに一切通じず。何時頃まで明るいか聞いておきたかったのですが、そこまでのコミュニケーションは出来ませんでした。

 CP7(38km地点)まで来ると、あとは1つ山を越えるだけ。下りは得意ですし、ササっと登って日が沈むまでにゴールできると考えていたのですが、そう甘くはありませんでした。山を巻いて少しずつ登っていくと、前方に壁のようになっている稜線が。方角的にはあの壁の向こうがゴールなのですが、遠くから見ても簡単に登れそうなところはありませんし、どうするのかなと思いながら先へ。登りに入りって更にペースが落ち、寒くなったのでここでダウンを着込みました。

 いざ近づいてみると最後の登りは壁。すでに酸欠で頭が痛いですし、何層にも重なる壁に完全に心が折れていましたが、ちょうど後ろから来たA氏に励まされ、何とか4,660mの峠まで。今回のコースは馬で運ぶ仕事をしている人がコースの所々におり、お金さえ出せば登りも下りも運んでもらえます。ちょうどゾンビの様になって登っているところで、馬に乗ったランナーに抜かれたのでイラッと。そのイラっとしたお陰で少し頑張れたような気もしますし、怒りの感情も大切ですね。最後の峠はタルチョがたくさん飾られていて綺麗だったのですが、制限時間を1時間早く間違えて急いでいたので写真なし。

 最後のエイドCP8(41km地点)に到着したのは19時半近く。ここからは5km下るだけですし、山の上の方にはまだ日が残っていたので、何とかライトを使わずにゴールできるかなと、残りの距離を聞いただけで出発。夜暗くなっても標高の高いところでエイド業務を続けてくれるとは感謝です。

 最後下りなので標高が低くなっていきますし、頭が痛いのも気にせず飛ばしました。それ程テクニカルではなく、気持ちよく走っていける下り。この日唯一しっかり走れた区間です。5kmですし、このペースなら真っ暗になる前にゴールへ到着できると思っていたのですが、途中で馬に乗った選手が道を塞ぐという自体に遭遇。細いトレイルなので抜けませんし、英語は通じませんしで、仕方なくペースを落として後ろを付いていくことに。馬もそれなりの速度で下っていくのですが、日没に追いかけられている籔の方が速いみたいです。

 最後の10分程度は真っ暗になってしまったので、仕方なくハンドライトを出してライトを点灯してゴールへ。最後は幅の広い階段状の下りですが、制限時間が近づいてマーキングが一部無くなっていたようで、コースが分かりずらかったです。何とかコースを教えてもらいながらゴールへたどり着きました。制限時間ギリギリな人達は体調が悪いと思われているのか、ゴールすると気分は悪くないか、寒くないかと甲斐甲斐しく世話を焼いてくださいます。酸素吸入なども用意してありますし、高地のレース対策はしっかりとされている印象でした。

 これまでのレースと違い、コース全てが高地・高高地に属し、気候などもよく分からない中でのレースはとても不安が大きかったです。途中から吹いて来た風や、高山病による頭痛など、どう対応していいか不安を促進させるものもチョコチョコ。そのような中でも、コースの景色は素晴らしいですし、登りごたえも十分。ここまで走りに来て良かったと思えるだけのレースとなりました。
 後は、前半部分に変化がなくて少し間延びする気がしたのと、登りだけでなく、下りも走りごたえのある区間を作ってもらえると最高。それでも、このコースは海外トレイルランレースに何度か出場した人には、ぜひ走ってもらいたいコースです。

Trail run, 2017 Yading Skyrun

 初めてのバーティカルトレイルランレースが、世界で最も標高の高い場所で行われる「YADING VK」になりました。7kmで標高差約1,000mを登るレースで、標高5,000mまで登ったのも初めて。何とか最後まで登り切る事ができました。コースは標高3,992mの「Chonggu Temple」をスタートし、標高5,000m地点までひたすら登るというもの。走れたのはスタート直後と他は少しだけなので、約8割は歩き通し、トレイルウォーキングと言えるようなレースでした。

大会概要

  • 大会・・Yading Skyrun(YADING VK)
  • 場所・・稲城亜丁(中国)
  • 日時・・2017/05/01
  • 距離・・7km(獲得標高 1,072m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:13℃(スタート時)
  • 結果・・2時間25分50秒 34位(完走56人中)

使用機材

 とにかく高くまで登るので、装備は軽く。5,000mまで登った時の体感温度を想定できなかったのでウィンドブレーカーだけ持ち、後はポールでしっかりと体を押して登りました。3時間以内にゴールする予定だったので、補給食も無しです。
 シューズも出来るだけ軽いものを選びましたが、これは正解。7kmと短いでもっと軽いものでも良かったかなと思います。登って行くと酸素が薄くなって、体を動かしにくくなる事を実感したので、少しでも身軽にしておいた方が楽です。ザックもバーティカルにはちょうど良いサイズでした。

  • シューズ・・Inov-8「TRAILTALON 250 MS(26cm)」
  • シューレース・・Nathan「LOCK LACES」
  • バックパック・・MOUNTAIN HARDWEAR「Fluid Race Vest」
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
  • ポール・・Black Diamond「Ultra Distance(110cm)」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • ホイッスル・・不明
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 7」
  • ミッドレイヤー・・Haglöfs「SHIELD JACKET(XS)」

レース展開

 スタート地点は標高3,992mのChonggu Temple。目の前に6,000m峰がそびえ立っており、とにかく景色がいい場所にゲートが設置されています。綺麗なトイレが沢山設置されていますし、スタート前の水分なども補給できるようになっていて至れり尽くせり。この日は太陽が出ていて暑いくらいだったのですが、影があまりないので日焼け対策は必須。標高が高くて光が強いですし、乾燥しているのでよく焼けます。

 スタートして700m程度は舗装路。みんな勢いよく走り出しますが、スタート時点ですでに酸素濃度は平地の60%程度まで下がっているので、息が上がらないようユックリ走り始めました。ここで走らなくて正解だったかなと。
 700m走った後はシングルトラックへ。あまり斜度のきつく無い登りから始めるのですが、列ができているので同じペースで進んでいきます。日本の低山と同じような感じで4,000m以上にいる気はしませんが、木の間からは見たことのない景色が見え、ここが高地だという事を思い出します。

 途中は山を巻いているところも多く、それほど傾斜がきつい感じはありません。低山なら走って登っていますが、苦しくてとても走れるような状態ではなく、ひたすら歩いて登ります。

 本当に傾斜がキツいのは4.5kmからの300mと、最後の1km。この2つは空に昇って行く感じで、心が折れそうでした。地面は乾燥した土か石。滑りはしませんが、砂埃が立ちますし、石は浮いているものも多いので少しだけ注意が必要です。

 最後の登りは酸素も平地の半分程度ですし、少し頭痛も出始めていました。少し前に選手がいたので、その人だけは抜こうと、なんとか気力を持ち続けた感じです。誰もいなければ確実に座り込んでいました。

 ゴールの5,000m地点では完走メダルをもらい、中国特有の写真撮影タイム。沢山写真を撮っていると寒くなったので、ウインドブレーカを着て下山開始。レースは登りだけなので、下りはどうするのかと思っていたのですが、当然のように同じコースを歩いて下山でした。

 トップ選手とすれ違いで話せますし、後から来る人も応援できるので、これはこれで面白いなと思いますが、少し頭痛が出ていましたし、次の日もレースがあるので、とても抑えて下山。往復で14kmとちょうどいい距離で、楽しいと思ううちに終わりました。

 前日におそらく高山病の症状で嘔吐をしていたので、出場できるかどうか・5,000mまでたどり着けるか心配だったのですが、何とか最後まで楽しむ事ができて本当に良かった。初めてのバーティカルレースでしたが、はまりそうです。
 そして、このレースで最も衝撃的だったのは、標高4,700mの6km地点にエイドが用意されていた事。おそらくエイドは無いだろうと考えていたのですが、飲み物やちょっとした食べ物まで用意してありました。最後のきつい登り前に、とても良い気分転換となりました。

2017 Yading Skyrun

 昨日、一昨日と「Yading Skyrunning Festival」というレースに参加し、「YADING VK」と「46kmのYADING KORA ULTRA 46KM」の両方を完走する事ができました。

 どちらもスカイランのレースらしく、空へ登って行くようなコースが特徴。このレースの為に減量や低酸素トレーニングをしていましたし、どちらか片方だけでも完走出来ればと思っていたので、両方とも完走できて本当に良かったです。

 環境が想定していたよりも厳しかったですし、籔の低酸素適応力も思っていたよりも低くて、次の日のレースへ出場する為に体調を整えることに一生懸命でした。ブログも更新できるような時間的余裕無し。それでも、これだけの景色を見る事ができるなら、走りにくる価値のあるレースだと思います。

 またレースレポートを書こうと思いますが、エイドもしっかりとしていましたし、他のレースと違って全てのエイドに酸素ボンベがありました。レースの会場になっている「Yading」は急速に開発が行われているらしく、もう何年かすると有名な観光地になっていそうですが、ぜひ今のうちに訪れておいて欲しい場所です。

 今日はとりあえず成都まで移動、明日には日本に帰る予定です。

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 昨日は連休に向けて書類仕事。天気がいいなと外を見ながら作業していたのですが、我慢できなくなり1時間だけ走りに。ロードを走りに出たつもりが、気がつくと山の方へ走っているので不思議です。

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 山の方を走るだけのつもりが、いつの間にかトレイルにも入っているので更に不思議。水も持っていませんでしたし、あまり分け入ったりはしませんが、なかなか良い雰囲気のところを通る事が出来ました。ずっと気になっていたトレイルを何本か通り、少し使えそうなところも発見。

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 柳井では珍しく、小さなお地蔵さんが並んでいるところも発見。柳井市山根の「稲荷神社」へ続く昔の参道らしく、最後のところ以外は綺麗に整備されていました。左足首の調子があまり良くなかったのですが、動かしていると気にならない程度になって来ましたし、最後は気持ちよく帰る事が出来ました。

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 帰ってからニジンニ師匠にもご挨拶。お祭りに連れて行かれたようで、お疲れのお澄ましモードでした。相変わらずどこに目があるのか分かりません。

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 急に英文の履歴書とレポートを作成することになったので、朝から作成のための資料読みと、実績などの書き出し。日本語の履歴書とは形式が全く違うので、色々と調べながら作業しています。気分転換を兼ねてお昼に三ヶ岳を見回りトレイルラン。久しぶりに山へ入ると、花がたくさん咲いていましたし、登山道も整備されていました。

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 ダイエットをしたからか、これまでよりも登りが楽。呼吸法だけを意識して、早歩きで登っていきます。日陰のところは涼しくてよかったのですが、日向に出ると暑いほどの陽気で汗だくです。早くも夏が来たような日でした。やはり高いところは爽快。

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 途中で30人近い団体さんとも遭遇、東広島から来られたらしいです。意外と団体さんに出会うことが多い山なのですが、駅から近くて、海の景色が綺麗で、縦走できるというのが魅力でしょうか?

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 下山は「山口県東部海域にエコツーリズムを推進する会」という団体の方が整備してくださったという、川谷峠から茶臼山古墳へ降りるルートを通ってみました。竜華川の横を通っていくので、今回の様に前日が雨だと通りにくく、また、それなりにガレている所もあるので、トレイルランで楽しいというルートではありませんでした。ゆっくり歩くには水の音も聞こえて良いのかなと思いましたが、あまり使われていない道なので、夏は通れなくなりそうです。

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