3月にどこか旅行へ行こうと計画しており、メルボルンやマニラ、カザフスタンなど色々なところを調べて、最終的にミャンマーに決めました。数年前に活気あふれる映像を見てずっと気になっていたのですが、ようやく訪れることが出来そうです。オーストラリアは山火事が心配ですし、マニラはいつでも行けそう、3月のカザフスタンは最高気温がマイナスで寒いという理由で絞込みましたが、中東情勢は不安定になり、マニラ近郊では火山が噴火したので、今のところ良い選択だったのかなと思います。
行くところが決まったら次は情報収集。いつも海外へ行く前にはその国に関する本を何冊か読んで行くのですが、今回は大会もないので事前学習に時間を取ることができ、多くの本を読んで行けそうです。とりあえず「るるぶ」と「地球の歩き方」で観光情報を見た後で、高野秀行の「ミャンマーの柳生一族」と「アヘン王国潜入記」で楽しみながらミャンマーについて学んでみました。
どちらの本も15年以上前に出版されたものなので、現在のミャンマーとは全く変わっていそうですが、歴史や少数民族についても説明されているので、楽しく読むことができました。そういえばミャンマー東部は黄金の三角地帯と呼ばれるケシの密造地域でした。現在もその辺りは危険レベル3に指定されており、渡航中止勧告が出ています。
国語の指導を始めた関係で、普段あまり読まない物語を読む時間も作っています。出した課題は自分でも解きますし、読む活字の量が急に増えました。代わりに減ったのは音楽理論の勉強の時間。こちらは最低限の復習は終わったので、後は楽器を練習しながら分からないところを調べるくらいで進めます。
綾辻行人「十角館の殺人」はラストへ向けてのスパートのかけ方が良かったですし、森見登美彦「四畳半神話大系」は言葉の選び方が面白い。村上春樹「風の歌を聴け」は気怠い雰囲気が今となっては新鮮、森博嗣「すべてがFになる」の言葉の捉え方は面白いなと。4冊読んでお勧めするのは1冊なので、教える方が成長するはずです。