オアフ島へは少ししか滞在しなかったのですが、その短い時間の中でもお仕事をしたり、美術館へ行ったりと、慌ただしく過ごしていました。ハワイ島と違い、オアフ島の特にワイキキ周辺は完全なリゾート地で、少なくなったとは聞いても日本人がたくさん訪れていました。物価も完全な観光地価格で、どんどんお金を使うという意識でないと、楽しみにくい場所になっているなと感じました。

ワイキキに到着して最初に「Waikiki Aquarium」へ視察に行きました。とても小さな水族館ですが、ビーチ沿いに歩いていけば到着しますし、ハワイに固有のハワイモンクアザラシを飼育している貴重な水族館です。オープンから年月が経ち、ちょうど外側からリニューアル工事が進んでおり、これからが楽しみでした。

ハワイの美術を見に「ホノルル美術館」へも訪れました。ワイキキの昔の情景を描いた絵画があり、こんなにも長閑な場所だったのかと驚きました。また、Satoru Abeの企画展も開催されており、特に植物と円の要素を用いた彫刻は、外部へ向かう力と、内部へ向かう力の両方を感じる興味深いものでした。ハワイは生えている木も大きく、植物の力を強く感じます。

ハワイ島ではレンタカーを借りていましたが、オアフ島は滞在も短いですし、中心部しか動かないので路面バスに乗っていました。バスの路線もGoogleマップに対応しているので、どこに行けば乗れるか分かりますし、乗車時間も分かるのでとても便利でした。空港からワイキキまでも路線バスのようなものがあれば良いのですが、ここの移動は自分でシャトルサービスやタクシーなどを手配しなければならないことだけ不便でした。

やはり、人があまり多くなく、ゆっくり過ごせる場所の方が好みなので、次回からはハワイを訪れても、おそらくオアフ島では空港を出ずに他の島へ飛ぶかと思います。確実に噴火を見るための方法も考え始めましたし、またハワイ島を訪れたいです。そして、他の島へも行ってみたいと思います。