Trail run

 昨年は大雨の為に途中で中止となってしまった大会なので、今年こそ最後まで走りたいと思って出場したのですが、どうも体が動かずに4時間程度経った頃から熱中症のような症状でフラフラし始め、後半は歩き通すことになりました。何とかウォーターステーションまでたどり着きましたが、それ以上は危なかったのでリタイア。「Yading Skyrun」後はなかなか気持ちの切り替えができずに練習をしていなかったので、単純に練習不足で走れなかった気がします。

大会概要

  • 大会・・第2回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田(エキスパートコース)
  • 場所・・恐羅漢山周辺
  • 日時・・2017/5/28
  • 距離・・65km(獲得標高 3,720m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:10℃(スタート時)
  • 結果・・7時間12分40秒 横川口 Water Station(35km地点)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間合計時間
Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖16km2:25:492:25:49
休憩 A1 聖湖16km地点0:02:262:26:15
A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク11km2:03:284:29:43
休憩 A2 恐羅漢スノーパーク27km地点0:04:174:34:00
A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口8.5km2:38:407:12:40
TOTAL65km7:12:40

使用機材

 このコースは3つのループに別れているのですが、毎回同じところに帰ってくるので、そこにドロップバッグを置いておく事ができ、荷物はできるだけ身軽にしていきました。ヒンヤリと冷たい風が時折吹きますが、動いていれば寒さは感じません。Aループはかなり走らされるのでポールは持たずに行ったのですが、Bループからは有った方が楽かなと。来年は持っていくと思います。

  • シューズ・・Inov-8「TERRACLAW 220 MS(IVT2551M1/BLB 26cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・ULTIMATE DIRECTION「AK MOUNTAIN VEST 3.0(MD)」
  • ハイドレーション・・ULTIMATE DIRECTION「BODY BOTTLE PLUS」2個
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500B」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・SALOMON「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ」
  • レインウェア・・モンベル「トレントフライヤー ジャケット(S)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • 補給・・Power Bar「Power Gel」 6個
  • 補給・・ミドリ安全「塩熱サプリ」
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 熊鈴

Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖

 色々とご挨拶をしているといつの間にかスタート、気づくとほぼ最前列から走り始めていました。スタート直後はロードで一旦降り、スキー場を登る様になっているので、ここで随分と知り合いに挨拶をすることができました。5時スタートですが、もうライトは必要のない明るさです。

 ここから気持ちの良い九十九折トレイルを下ると5kmの林道ですが、今回は林道があるということを知っていたので心折れず。苦手なのでユックリですが、着実に走っていきます。ここもユックリ走っていたので、後ろからたくさん声をかけていただきました。広島のレースは知り合いばかりで新鮮です。

 高岳へ続くロードは少し詰まったりもしていましたが、籔には良いペース。この辺りから風がないと暑く感じ始めました。思い返してみると、この暑く感じたところで水をかぶって冷ませば良かったのかなと思います。あまりペースは上がりませんが、小さなアップダウンが続く楽しいトレイルです。

 高岳の山頂まで来るととても良い天気、これから降りていく聖湖が綺麗に見えましたし、日差しが痛いほどでした。それほど急でないトレイルのくだりを降り、ロードを走って聖湖の第1エイドへ到着。昨年は歩いたロードも何とか走ります。

A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク

 エイドからは林道とロードを通り、牛小屋谷のトレイルへ。昨年はしっかり歩いたところも少し走ったりしながら、前半は出来るだけ前へ。林道から林道のようなトレイルを通ってロードへ出るのですが、意外と長く感じるのでロードへ出るまでに疲れていました。

 牛小屋谷の川沿いトレイルは昨年よりも格段に頑丈な橋がかけられており、よくこんなに整備してもらったなという感じ。今年は雨が少なかったので水も少なく、なんとなく走っている内に水に浸かる機会を逃していました。この辺り、水に浸かりたいとずっと考えていたので、浸かれるポイントがなくなったことに気づいてショック。思えばここからトボトボ歩きが始まったような。

 泳げなかったショックを引きずりつつ、何とかエイドに帰りトイレへ行って次のBループへ。随分と体調が悪くなっていたのですが、時間は十分にありましたし、歩いていたら治るかなと考えて気楽にスタート。

A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口

 台所原へ向かう林道は太陽が当たるところだけ走り、日陰は歩くと決めて前へ。体調が悪くて恐羅漢山へ登り切れるかなと心配でしたが、とにかく足を動かすことだけ考えていたら、いつの間にか山頂に着いていました。ペースは遅いですが、淡々と。高所での呼吸法を実践していたのですが、普通の登りでも随分と楽な気がします。昨年は虫に襲われて大変でしたが、今年は雨があまり降らなかったからか虫も少なくて快適でした。

 恐羅漢山から旧羅漢までは歩行区間なのですが、影があまりない場所も多く、ついに歩くのもキツくなってしまいました。それほどアップダウンもありませんし、いつも泥濘んでいる場所も乾いていたりと歩きやすいはずなのですが、全く進まず。この辺り、写真を撮ることも忘れているので、なかなか体調が悪かったのかなと。

 旧羅漢から横川口までは楽しい下りなのですが、ここも悲しいほど走れず。みんなが楽しそうに走っていくのを見ながらトボトボと下山しました。走れたら楽しいと分かっているところで歩くしかないのは、なかなか精神的に良くないです。

 なんとかWater Station 横川口までたどり着いて、迷わずリタイアを選択。スタート地点へ連れて帰ってもらった車を待つ間も、色んな人とチョコチョコ会話をさせてもらい、全く飽きずに待っていることができました。次は待たずに最後まで走れるように練習しておかないと。

Trail run, 2017 Yading Skyrun

 前日のバーティカルレース「YADING VK」に続いて2日連続のレース。2日連続の大会は初めてだったので走れるか不安でしたが、前日にとても抑えて走っていたのが良かったのか、高地ではそもそもあまり走れない状態だったのか、あまり前日の影響なくレースを進める事ができました。
 このレースはコースの約6割が標高4,000m以上で、標高4,700m程度まで2回登るというもの。下りは殆どなく、ほぼ登りっぱなしのコースです。登りはゆっくり、下りで頑張るといういつものパターンが使えませんし、高地での天候や体調の変化に対応できるかと、直前までかなり心配してスタートしました。
 結果的には制限時間ギリギリですが、最後の下りを飛ばして何とか完走。やはり1つ目の4,700mへ登る途中で高山病の症状が出始め、最後までそれを引きずりながらのレースとなりました。

大会概要

  • 大会・・Yading Skyrun(YADING KORA ULTRA 46KM)
  • 場所・・稲城亜丁(中国)
  • 日時・・2017/05/02
  • 距離・・46km(獲得標高 3,051m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:10℃(スタート時)
  • 結果・・13時間34分01秒 81位(完走94人中)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間合計時間
Start 〜 CP1(4km地点)4km0:26:120:26:12
CP1(4km地点) 〜 CP2(12km地点)8km1:33:471:59:59
CP2(12km地点) 〜 CP3(18km地点)6km1:33:023:33:01
CP3(18km地点) 〜 CP4(21km地点)3km0:42:504:15:51
Refreshment CP4(21km地点)0:02:474:18:38
CP4(21km地点) 〜 CP5(25km地点)4km1:36:015:54:39
Refreshment CP5(25km地点)0:10:466:05:25
CP5(25km地点) 〜 CP6(33km地点)8km2:20:058:25:30
CP6(33km地点) 〜 CP7(38km地点)5km1:54:0910:19:39
CP7(38km地点) 〜 CP8(41km地点)3km2:04:0112:23:40
CP8(41km地点) 〜 GOAL5km1:10:2113:34:01
合計46km13:34:01

使用機材

 前日に過ごした感じだと日中は暑いので、そこまでの装備は必要ないかと必須装備だけを持って走りました。それでも、必須装備にダウンジャケットやレインウェアなどは入っていますし、ザックはパンパン。レース中は天気が崩れずにこの装備で大丈夫でしたが、天候が崩れると雪も降りますし、かなり寒くなるので対策が難しくなりそうです。
 地面が岩のところも多いので、もう少し底の厚いシューズにしようかと思っていたのですが、軽さを優先して選びました。これは結果的に大正解。標高が高くてあまり走れないので、路面が固くてもあまり痛くなりません。水もペットボトルで提供されるので、このザックで良かったなと。ハイドレーションにしていると給水にとても時間がかかるところでした。

 また、装備に入っているイブプロフェンは必須装備。籔は嘔吐したらリタイアしようと決めていましたし、薬は飲みませんでしたが、コース的にも薬を飲まなければいけないくらいならリタイアした方がいいと思いました。

  • シューズ・・Inov-8「TRAILTALON 250 MS(26cm)」
  • シューレース・・Nathan「LOCK LACES」
  • バックパック・・Ultimate Direction「AK MOUNTAIN VEST 3.0」
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・SALOMON「XA+CAP」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」、GENTOS「SG-325」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • ミッドレイヤー・・Haglöfs「SHIELD JACKET(XS)」
  • ミッドレイヤー・・UNIQLO「Ultra Light Down Jacket(M)」
  • レインウェア・・mont-bell「トレントフライヤー 上(S)」
  • 補給・・PowerBar「PowerGel Shots」4個
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • テーピング・・New-HALE「AKT 5m×7.5cm(1m分)」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 7」
  • イブプロフェン

レース展開

Start 〜 CP5(25km地点)

 レースの前半部CP5までは川沿いの緩い登りをとにかく登っていく区間。標高3,000mをスタートして4,100mまで、適度なアップダウンはありますがどんどん標高を上げていきます。スタートは「Yading Yizhan Hotel」の目の前。スタートとゴール地点が違うので、ゴールへ送る荷物を預けないといけませんが、他には何もする事がないのでゆっくりです。

 スタートして初めの1kmは街中を抜けるロード、みんな勢い良く走り始めますが、標高3,000mあるのでかなり抑えてスタートしました。そこから先はダブルトラック、工事用の道路みたいなところをゆっくり走っていきます。このような道がCP1まで続くので、すぐに到着。ただ、すでにこの時点でフラフラしている人もいましたし、標高が高いことを忘れてはいけません。

 エイドで目立つのは酸素ボンベ。吸っている人も多かったですが、やはり濃度の高い酸素を吸うと回復するのでしょうか?水、スポーツドリンク、コーラ、レッドブルなどは有り、食べ物もクッキーやバナナなどが置いてありました。

 CP1を出ると、CP3(18km地点)まではずっと川の横を通るシングルトラック。谷になっているので日差しが届かず、渋滞していてあまり動けないと肌寒く感じます。所々広くなっているところがあるので、少しずつ追い抜きながら早歩きで先へ。CP1からCP2はスタートダッシュで疲れて人が道を塞いでいる事がちょこちょこ。

 CP2(12km地点)から先はかなりバラけて前後に人がいないこともしばしば。もう標高3,500m以上なのですが、景色は日本の低山と変わりません。違っているのは馬で荷物を運ぶ為に、馬の糞がたくさん落ちていること。下を見ながら進まないと踏んでしまいます。

 一度ロードに出た所がCP3(18km地点)、ここから2kmのロード区間と1kmのロードを抜けるとすぐにCP4(21km地点)へ到着です。観光バスがたくさん走っているので、ひかれないようにだけ注意。

 CP4では初めて少しだけ補給しました。ペースも抑えていますし、あまりキツくないコースなので補給もそれほど必要ありません。水はペットボトルで提供されるので、入れ物もいらなかったかなと。向こうにはこれからぐるりと回る山が見えており、テンション上がるポイントです。

 平坦気味区間もラスト4km。亜丁自然保護区の木や鉄でできた遊歩道の上をCP5まで。初めて開けたところに出ると、山から吹き降ろしてきた風が冷たく感じます。少し冷えそうだったのでウィンドブレーカだけ着て、綺麗な景色を楽しみながらゆっくり先へ。この観光地、歩ける人ならトレッキングに来るととても楽しめそうです。

 ちょうどレースとしても中間地点のCP5(25km地点)で少しゆっくり休憩しました。この時点の標高が4,200mで、これからゴールまでは4,700m程度まで2回登るコース。この時点ではすこぶる元気だったので、クッキーやグミ等を補給して、日焼け止めをしっかりと塗り直して出発。標高が高くて乾燥しているので、日焼けは酷いです。帽子も首を覆うものにしていて正解でした。

CP5(25km地点) 〜 GOAL(46km地点)

 後半は標高4,690mと標高4,660mの2つ峠を越え、「仙乃日(チェンレースイ)」の周りを一周します。この山はチベット仏教の聖地となっており、一周するとご利益があるとか?標高4,000m以上の高地で20km以上あり一周するのはなかなか大変ですが、途中には「牛奶海(Milk Lake)」という湖などもあり、飽きずに進む事ができます。

 初めの峠へ向かう途中から少し高山病らしき頭痛が出始め、あとはユックリと進むのみ。何とか制限時間には間に合いそうだったので、本当に少しずつ進みました。ちょっとしたエイドが設営されている「牛奶海(Milk Lake)」までは観光客も多いので、観光客や馬を避けながらのハイクアップ。観光地というのもあるでしょうが、チベット仏教の聖地なので「タルチョ」が頻繁に飾られています。標高が高いので、緩い傾斜も少し苦しいです。

 ほぼ平坦のようなところも走れずに歩くのみ。高地ですがよく整備されており、ここまでは条件が良ければ普段着で来れそう。しっかり高度を稼ぐところと、ほとんど登らない所が交互に出てくるような印象です。

 光がとても強いからか「牛奶海(Milk Lake)」は青くて綺麗、聖地なので泳いだりすると怒られるようです。標高4,500mまで上がっていますが、こんな高地にもエイドを用意してくれています。ササッと水だけ補給して先へ。

 CP6(33km地点)になっている4,690mの峠が近づくと向かい風がとても強く、タルチョがもの凄い速さで揺れ、ヘリコプタのような音を立てていました。標高が高い上に、向かい風も強くて体が前に進みません。後ろから来た馬に追突されたりしながら、何とか前へ。寒くなって来たのでダウンを着ようかなとも思いましたが、着ると暑そうな微妙な気温。とりあえず我慢できている内はウインドブレーカだけで様子を見ることに。

 CP7(38km地点)までは標高差400mをひたすら下るのですが、雪の上やかなり泥濘んでいるところを通るので、下りなのになかなか進みませんでした。そして、とにかく風が強い。これまで体験したことのない風の強さで、籔の体も流されそうなほど。この時点で16時頃でしたので、これから日が沈むと危ないなとちょっと焦ります。「牛奶海(Milk Lake)」以降は観光客が来れるような感じではなく、一気に人も減り、全く人に会わない時間も多くなります。聖地一周も後半が修行のメインですね。

 エイドに置いてあるものはどこもほぼ同じなのですが、後半へ行くほど英語が通じなくなりました。CP7(38km地点)もこれだけ人がいるのに一切通じず。何時頃まで明るいか聞いておきたかったのですが、そこまでのコミュニケーションは出来ませんでした。

 CP7(38km地点)まで来ると、あとは1つ山を越えるだけ。下りは得意ですし、ササっと登って日が沈むまでにゴールできると考えていたのですが、そう甘くはありませんでした。山を巻いて少しずつ登っていくと、前方に壁のようになっている稜線が。方角的にはあの壁の向こうがゴールなのですが、遠くから見ても簡単に登れそうなところはありませんし、どうするのかなと思いながら先へ。登りに入りって更にペースが落ち、寒くなったのでここでダウンを着込みました。

 いざ近づいてみると最後の登りは壁。すでに酸欠で頭が痛いですし、何層にも重なる壁に完全に心が折れていましたが、ちょうど後ろから来たA氏に励まされ、何とか4,660mの峠まで。今回のコースは馬で運ぶ仕事をしている人がコースの所々におり、お金さえ出せば登りも下りも運んでもらえます。ちょうどゾンビの様になって登っているところで、馬に乗ったランナーに抜かれたのでイラッと。そのイラっとしたお陰で少し頑張れたような気もしますし、怒りの感情も大切ですね。最後の峠はタルチョがたくさん飾られていて綺麗だったのですが、制限時間を1時間早く間違えて急いでいたので写真なし。

 最後のエイドCP8(41km地点)に到着したのは19時半近く。ここからは5km下るだけですし、山の上の方にはまだ日が残っていたので、何とかライトを使わずにゴールできるかなと、残りの距離を聞いただけで出発。夜暗くなっても標高の高いところでエイド業務を続けてくれるとは感謝です。

 最後下りなので標高が低くなっていきますし、頭が痛いのも気にせず飛ばしました。それ程テクニカルではなく、気持ちよく走っていける下り。この日唯一しっかり走れた区間です。5kmですし、このペースなら真っ暗になる前にゴールへ到着できると思っていたのですが、途中で馬に乗った選手が道を塞ぐという自体に遭遇。細いトレイルなので抜けませんし、英語は通じませんしで、仕方なくペースを落として後ろを付いていくことに。馬もそれなりの速度で下っていくのですが、日没に追いかけられている籔の方が速いみたいです。

 最後の10分程度は真っ暗になってしまったので、仕方なくハンドライトを出してライトを点灯してゴールへ。最後は幅の広い階段状の下りですが、制限時間が近づいてマーキングが一部無くなっていたようで、コースが分かりずらかったです。何とかコースを教えてもらいながらゴールへたどり着きました。制限時間ギリギリな人達は体調が悪いと思われているのか、ゴールすると気分は悪くないか、寒くないかと甲斐甲斐しく世話を焼いてくださいます。酸素吸入なども用意してありますし、高地のレース対策はしっかりとされている印象でした。

 これまでのレースと違い、コース全てが高地・高高地に属し、気候などもよく分からない中でのレースはとても不安が大きかったです。途中から吹いて来た風や、高山病による頭痛など、どう対応していいか不安を促進させるものもチョコチョコ。そのような中でも、コースの景色は素晴らしいですし、登りごたえも十分。ここまで走りに来て良かったと思えるだけのレースとなりました。
 後は、前半部分に変化がなくて少し間延びする気がしたのと、登りだけでなく、下りも走りごたえのある区間を作ってもらえると最高。それでも、このコースは海外トレイルランレースに何度か出場した人には、ぜひ走ってもらいたいコースです。

Trail run, 2017 Yading Skyrun

 初めてのバーティカルトレイルランレースが、世界で最も標高の高い場所で行われる「YADING VK」になりました。7kmで標高差約1,000mを登るレースで、標高5,000mまで登ったのも初めて。何とか最後まで登り切る事ができました。コースは標高3,992mの「Chonggu Temple」をスタートし、標高5,000m地点までひたすら登るというもの。走れたのはスタート直後と他は少しだけなので、約8割は歩き通し、トレイルウォーキングと言えるようなレースでした。

大会概要

  • 大会・・Yading Skyrun(YADING VK)
  • 場所・・稲城亜丁(中国)
  • 日時・・2017/05/01
  • 距離・・7km(獲得標高 1,072m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:13℃(スタート時)
  • 結果・・2時間25分50秒 34位(完走56人中)

使用機材

 とにかく高くまで登るので、装備は軽く。5,000mまで登った時の体感温度を想定できなかったのでウィンドブレーカーだけ持ち、後はポールでしっかりと体を押して登りました。3時間以内にゴールする予定だったので、補給食も無しです。
 シューズも出来るだけ軽いものを選びましたが、これは正解。7kmと短いでもっと軽いものでも良かったかなと思います。登って行くと酸素が薄くなって、体を動かしにくくなる事を実感したので、少しでも身軽にしておいた方が楽です。ザックもバーティカルにはちょうど良いサイズでした。

  • シューズ・・Inov-8「TRAILTALON 250 MS(26cm)」
  • シューレース・・Nathan「LOCK LACES」
  • バックパック・・MOUNTAIN HARDWEAR「Fluid Race Vest」
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
  • ポール・・Black Diamond「Ultra Distance(110cm)」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • ホイッスル・・不明
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 7」
  • ミッドレイヤー・・Haglöfs「SHIELD JACKET(XS)」

レース展開

 スタート地点は標高3,992mのChonggu Temple。目の前に6,000m峰がそびえ立っており、とにかく景色がいい場所にゲートが設置されています。綺麗なトイレが沢山設置されていますし、スタート前の水分なども補給できるようになっていて至れり尽くせり。この日は太陽が出ていて暑いくらいだったのですが、影があまりないので日焼け対策は必須。標高が高くて光が強いですし、乾燥しているのでよく焼けます。

 スタートして700m程度は舗装路。みんな勢いよく走り出しますが、スタート時点ですでに酸素濃度は平地の60%程度まで下がっているので、息が上がらないようユックリ走り始めました。ここで走らなくて正解だったかなと。
 700m走った後はシングルトラックへ。あまり斜度のきつく無い登りから始めるのですが、列ができているので同じペースで進んでいきます。日本の低山と同じような感じで4,000m以上にいる気はしませんが、木の間からは見たことのない景色が見え、ここが高地だという事を思い出します。

 途中は山を巻いているところも多く、それほど傾斜がきつい感じはありません。低山なら走って登っていますが、苦しくてとても走れるような状態ではなく、ひたすら歩いて登ります。

 本当に傾斜がキツいのは4.5kmからの300mと、最後の1km。この2つは空に昇って行く感じで、心が折れそうでした。地面は乾燥した土か石。滑りはしませんが、砂埃が立ちますし、石は浮いているものも多いので少しだけ注意が必要です。

 最後の登りは酸素も平地の半分程度ですし、少し頭痛も出始めていました。少し前に選手がいたので、その人だけは抜こうと、なんとか気力を持ち続けた感じです。誰もいなければ確実に座り込んでいました。

 ゴールの5,000m地点では完走メダルをもらい、中国特有の写真撮影タイム。沢山写真を撮っていると寒くなったので、ウインドブレーカを着て下山開始。レースは登りだけなので、下りはどうするのかと思っていたのですが、当然のように同じコースを歩いて下山でした。

 トップ選手とすれ違いで話せますし、後から来る人も応援できるので、これはこれで面白いなと思いますが、少し頭痛が出ていましたし、次の日もレースがあるので、とても抑えて下山。往復で14kmとちょうどいい距離で、楽しいと思ううちに終わりました。

 前日におそらく高山病の症状で嘔吐をしていたので、出場できるかどうか・5,000mまでたどり着けるか心配だったのですが、何とか最後まで楽しむ事ができて本当に良かった。初めてのバーティカルレースでしたが、はまりそうです。
 そして、このレースで最も衝撃的だったのは、標高4,700mの6km地点にエイドが用意されていた事。おそらくエイドは無いだろうと考えていたのですが、飲み物やちょっとした食べ物まで用意してありました。最後のきつい登り前に、とても良い気分転換となりました。

Trail run, 2017 Ultra-Trail d'Angkor(Bayon Trail Angkor)

 2017年は籔の中で勝手に「アジアシリーズ」、その第一戦として「Ultra-Trail d’Angkor(Bayon Trail Angkor)」に出場してきました。レース中ほとんどの時間で気温が30℃を超え、最高気温は32℃。それでも湿度が低いからか、暑さは想像していたよりも楽に感じました。辛かったのは日差し、直射日光が続く区間は倒れそうな程でした。
 山は「Phnom Bok」という標高221mと低い山が1つしかなく、更に地上の標高が40m程度あるので、実質的には180m程度しか登りません。他はほぼ平坦ですが、62kmで制限時間が12時間のレースなので、最低でも5.17km/hの平均速度で走らなければなりません。平坦ですし、ロードや林道の多いレースかと思っていたのですが、実際には草が体に触れるほどのシングルトラックも多いですし、飛び道具的な渡渉などもあり、山を登るだけがトレイルランでは無いと思い出させてくれたレースになりました。
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大会概要

  • 大会・・Ultra-Trail d’Angkor(Bayon Trail Angkor)
  • 場所・・Terrace of the Elephants, Angkor Thom(カンボジア)
  • 日時・・2017/01/21
  • 距離・・62km(獲得標高 330m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:29℃(スタート時)
  • 結果・・11時間41分56秒 71位(86人中)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間合計時間
Start 〜 8.5km地点8.5km1:06:031:06:03
8.5km地点 〜 17.5km地点9km1:12:502:18:54
17.5km 〜 Phnom Bok(30km)12.5km2:40:374:59:31
Phnom Bok(30km) 〜 Banteay Samre(37km)7km1:23:106:22:41
Banteay Samre(37km) 〜 Eastern Mebon(43km)6km1:19:177:41:58
Eastern Mebon(43km) 〜 Prasat Kravan(51km)8km1:43:399:25:37
Prasat Kravan(51km) 〜 French Bridge(57km)6km1:22:5310:48:30
French Bridge(57km) 〜Goal(62km)5km0:53:2611:41:56
合計62km11:41:56

使用機材

 平均気温が30℃を超えるようなレースは初めてでしたので、何を持っておけば良いのかよく分からず。日差しが強いので、できるだけ体を隠すような装備で臨みましたが、これは棘や虫に対しても有効だったかなと。グローブで守られていない指先に2回棘が刺さりましたが、虫さされは無し。走っているときは蚊も含めて、ほとんど虫を見ませんでした。

 ザックは3Lの小さいもので行こうと思っていたのですが、前日に暑さを体感し、1L以上水分が必要だと判断して、11.5LのUltimate Direction「AK MOUNTAIN VEST 3.0」に変更。いざという時に背中にペットボトルを入れられるようにしておいたのですが、水を購入できるところが多いので必要ありませんでした。フロントのボトルポケットにはエイドで支給されるVittelの500mlペットボトルを入れ、エイドではそれを新しいものに交換するだけ。7箇所あったエイドですが、滞在時間は合計で2分くらいかなと。500mlペットボトルで飲み物が支給される大会では、こういったペットボトルが使えるザックが便利です。

 シューズはasics「TARTHERZEAL TS 3-wide(26cm)」というロード用の物で走りました。滑るようなコースではないので、軽さの利点が生きて良かったです。ただ、耐久性には問題あり。40km程度走ったところでソールとアッパーの間が剥がれてしまい、砂が入り放題に。やはりトレイルシューズは耐久性も向上されているのかなと思いました。水に足が浸かる場所も何箇所かありますし、次に出るなら出来るだけ軽いトレイルシューズで走ると思います。

  • シューズ・・asics「TARTHERZEAL TS 3-wide(26cm)」
  • シューレース・・ツインズ「キャタピラン 75cm」
  • バックパック・・Ultimate Direction「AK MOUNTAIN VEST 3.0」
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・SALOMON「XA+CAP」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
  • ライト・・Black Diamond「Ion LED Headlamp」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • 補給・・wiggle nutrition「energy gel」12個
  • 補給・・ミドリ安全「塩熱サプリ」18粒
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • テーピング・・New-HALE「AKT 5m×7.5cm(1m分)」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 7」
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レース展開

Terrace of the Elephants(スタート) 〜 17.5km地点

 前日に観光しながら体感気温を気にしていたのですが、太陽が出る7時からは既に暑く、9時には走れない状態になるだろう。逆に、日差しが弱くなる16時からは再び走れるだろうと予想。スタートからの2時間で行けるところまで距離を伸ばしておこうと、スタートから少し無理をして進みました。
 スタート前には地図の前に選手を集めてのブリーフィングがあったのですが、みんな背が高いので地図が見えません。ちょっとお腹が痛い気がしたので、トイレへ行ってからスタート。トイレまで往復500mあったので、スタートに遅れそうでした。スタート前にトイレダッシュをしたので、心拍数180bpmとかなり高めのスタートとなりました。
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 スタート後は少しだけロードを走りますが、すぐにシングルトラックへ。前半はオーバーペースなのは分かっていますが、少しでも進んでおきたいので180bpmに届かない程度で前について行きます。今回はBlack Diamond「Ion LED Headlamp」という小さくて軽いヘッドライト1つで行ったのですが、1時間程度しか使わないので十分でした。ただ、一人になるとマーキングを見落としそうなところも多かったですし、ジャングルに入って行くような場所も少しだけあったので、それもあってのオーバーペース。
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 約11kmにあるシェムリアップ川を渡るところで日の出に。スタートから1時間半の6時半、ちょうど日の出時間でした。周囲に山がないのですぐに明るくなります。ここでライトを片付け、サングラスに変更。ザックを下ろしたのはこの1回だけでした。日が昇るとすぐに眩しくなります。
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 ここからは日本でいう林道のような感じでしょうか、まっすぐな道が続きます。硬い地面だったり、砂浜のようにフカフカした感じだったり、色々な路面状態があるので、なかなか走りにくい。こういう所は苦手ですし、何より暑くなってきたので、少しペースを落として進みます。暑くなってきて疲れてきたところで2つ目のエイドへ。どこも水とバナナだけかと思っていましたが、ドライフルーツ(レーズン?)が追加されていました。
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17.5km地点 〜 Eastern Mebon(43km)

 全体的に砂浜のようなトレイルを抜けて先へ。足が取られて重いのと、9時頃になり気温が上がってきたのもあり、かなり歩きを交えて進むことに。嬉しくないことに、走れなくなる時間もだいたい予想通りでした。マーキングは全コースを通してしっかりと付けられており、ボーッとしていなければほぼ迷うことは無さそう。このコースにこれだけのマーキングをして行くのは大変だろうなという感じでした。
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 道も分岐が悪いトレイルを進んでいると川を渡るポイントに。周囲の状況からしてもこの大会のために作った橋では無さそうなので、普段から使われているのでしょうか?渡り始めるとよくしなるのですが、途中で折れそう。カンボジアの危険動物について一応は調べていたのですが、実際のところはよく分からないので、ワニとかいないよねと心配に。後ろから来た選手に写真を撮るから止まってと言われ、怖い時間が倍増しました。
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 トレイルを抜けると街へ。曲がらないといけないところでコースマークを見失ってまっすぐ行ってしまったのですが、横にあった小学校らしき所から、子供達が大声で道を教えてくれました。一クラスほぼ全員が窓から身を乗り出して教えてくれたのですが、授業は良かったのでしょうか?この辺りから赤土の場所が増え始め、車などが通ると砂埃を巻き上げて行きます。
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 村を抜けるとこの日唯一の山「Phnom Bok」が目の前に。標高200m程度なので丘という雰囲気ですが、この日初めて見る背の高いものなので新鮮。田園地帯を抜け、回り込むように近づいて行きます。
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 山登りは階段での直登、約180m登ります。時間的にも10時前でかなりフラフラ、少しずつ階段を登って行きました。籔と同じように季節が冬の国から来た人達はゆっくり、年中夏な国から来た人達は元気と、完全に分かれている感じでした。登りの様に負荷がかかるところでは、暑さ耐性の差が顕著に出て来ます。
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 山頂では観光地価格のUSD1で冷たい飲み物を売っていました。もうヘロヘロで、このレース中で唯一座って休んだポイントです。見渡す限り何もなく、地平線が見えます。
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 山からの下りはなだらかなトレイル、下り切ったところにエイドがありますが、水だけ貰って先へ。ここから次のエイド(Banteay Samre 37km地点)までの7km区間はほぼ写真のような林道が続きます。とても走りやすいのですが、暑くてよたよた走ったり歩いたりの繰り返し。生活道路らしくて、たまに自転車やバイクに乗った人とすれ違うくらいでした。
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 ようやくエイドを見つけたと思ったら、先に遺跡(Banteay Samre)をぐるっと回ってこいとの事で再スタート。遺跡だらけなので、ちょっと寄り道して遺跡を一周というコースが多かったように思います。ちょうどフランスからの観光客団体がいて、写真を撮っていると囲まれてしまいました。どのくらい走るのかとか、どんな大会なのかとか、ちょこちょこ走っていく人がいるので気になっていたようです。
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 遺跡を一周してたどり着いたエイドには、Vittelとバナナの他にスイカが。苦手なので、もちろん水だけ貰ってスタート。「次のエイドまで6kmだから余裕余裕」と言われて出発したのですが、次の区間が最もキツかったです。
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 ここからは一気に田園風景。少しロードを走ると、ヤシの木の間を通るコースへ。ヤシの木は涼しそうなイメージがあったのですが、影が出来なくてとても暑いです。周囲に気も無くなって、完全な日向に。
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 次の田園地帯では用水路のようなところにコースマークが、なかなか挑戦的なコースです。本当にここを通るのかと思いましたが、前後に誰もいないので確かめようが無く、覚悟を決めてバシャバシャと。
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 後は林道をつないでいくとEastern Mebon(43km)のエイドへ。大型観光地なので人がたくさんいて賑やかでした。残りは21kmですが、4時間ちょっとしか残っていなかったので、ここからはかなり焦り気味。常に時計を見ながら動くことになります。
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Eastern Mebon(43km) 〜 Goal(62km)

 道路は基本的に舗装されていないのですが、ここは大きな観光地なので舗装されていました。トゥクトゥクもたくさん通るのですが、涼しそうで良いな・楽そうで良いなと思いながら、出来るだけ早歩きで前へ。
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 細いトレイルや田んぼの中を走ったり、林道になったり、川を飛び越えたりと、かなりバラエティーに富んだコースに。トレイルも草をかき分けながら進むところもありますし、なかなかペースが上がりません。そういえばカンボジアにはコブラが生息していたよなとか思い出しながら、いつもより足元注意です。
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 そうこうしていると目の前に川が出現。後から地図を見てみると「Prasat Bat Chum」という遺跡のお堀だったようです。川に出たのでコースを間違えたかと思って見回すと、対岸にマーキングを見つけてがっかり。諦めてザブザブ行きましたが、腰まで水深がありました。
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 川さえ超えてしまえばもう凄いところは無く、集落を抜けてPrasat Kravan(51km)のエイドへ。このあたりの家は高床式になっているところが多く、新築されているところも同じ作りでした。一家揃って家の下にいるところが多いので、沿道では応援を受け放題です。
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 Prasat Kravan(51km地点)のエイドで残り距離を聞くと次のエイドまで6km、そこからゴールまで6kmという事で、残り時間2時間半だとギリギリいけそうな感じ。もう少ししたら気温が下がって走れるようになると思い、無理しない程度に前へ。まだ発掘されていない遺跡の横を通るトレイルや、遺跡自体をぐるっと回ったりと、意外と時間がかかるルートで焦りました。また、途中で足を攣って転けてしまったのですが、近くにいたトゥクトゥクの運転手さんが「タイガーバーム」を塗ってくれようとしました。籔が接した範囲では基本的にみんな親切で、しっかり対応してくれるなという印象。後ろから来たランナーが足を伸ばしてくれ、なんとかリスタートです。
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 最後のエイド「French Bridge(57km)」に着いたのは制限時間の1時間前。ここから6kmを1時間で走るのは難しいだろうと思ったのですが、行けるだけ行ってみようとすぐにスタート。周りのランナーは諦めている人・行く人が半々という感じでしょうか。エイドの椅子がちゃんとしたもので座ってみたかったのですが、最後まで座れませんでした。
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 最後のエイドからはとにかくペースアップ。脚はもちろん、腹筋や背筋など全身が攣りそうだったのですが、とにかくペースを上げるしかないので、なんとか走るという状態。赤土のまっすぐな道を、手元の時計を見ながら少しでもペースが上がるようにプッシュして行きました。ちょうど時間的にも16時になっていましたし、最後の区間が全て影になっていたのも助かりました。
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 ゴールであるアンコール・トムの敷地に入るところにある門を抜けると残り2km。どうやら最後が6kmという情報は嘘で、コース変更によって5kmになっていたようでした。45分で2km進めばいいので余裕。観光していた人と少し会話をすると、この門は「死者の門」だと教えてくれました。確かに、籔は今にも倒れそうな感じでしたが、なんだか縁起が悪い。すぐ近くに「勝利の門」もあるらしいので、どうせならそちらから帰って来たかったなと。
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 せっかくなので最後まで頑張ろうと、最後の区間も出来るだけ走ってゴール。ゴール前は今にも全身攣りそうだったのですが、ちょこちょこ一緒に走っていたタイ人K氏が体を支えてくれ、なんとか歩かずゴールできました。
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 通常のトレイルレースのように山が無い代わりに、ゆっくりとしていられないレースなので違う大変さがありました。また、暑さも大変で、数日いたからといって慣れるようなものでは無いでしょう。そんな過酷なレースでしたし、平坦なところが多いのでウルトラマラソン的な要素もあるのですが、運営もしっかりとしていますし、コースも変化に富んでいて、確実に楽しいトレイルレースでした。
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その他の写真はこちら UltraTrail d’Angkor(Bayon Trail Angkor) 写真

2016 HK168(Half168)

 今年こそは完走したいと出場した「HK168(Half168)」、毎年コースが変わるので、いつも新鮮な気持ちで走れています。なかなか完走出来ない香港のレースですが、今回も走り始めて少しすると風邪をひいた様な感じで体調が悪くなり、普通に歩いているだけでも心拍数が高くなり、息もしっかりと吸えない様になりました。すぐに下りも走れなくなってきたので、ほとんどの区間を歩いたのは初めてです。
 制限時間は十分にあったので、最後まで歩いても完走出来るかもしれないと思っていましたが、最後は全く体が動かなくなってきて、制限時間に間に合いませんでした。それでも体調が悪くなってから50km程度を歩く事が出来、よく耐えたなというのが正直なところ。
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大会概要

  • 大会・・HK168(Half168)
  • 場所・・Shing Mun Reservoir Main Dam スタート
  • 日時・・2016/11/05
  • 距離・・93.5km(獲得標高 5,250m)
  • 天候・・天気:曇り 気温:24℃(スタート時)
  • 結果・・21時間29分46秒 DNF Hok Tau BBQ Site(72.5km地点)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間合計時間
Shing Mun Reservoir Main Dam 〜 Tsuen Kam Au12km1:53:051:53:05
Tsuen Kam Au 〜 Lam Kam Road12km2:08:033:57:10
Refreshment24km地点0:06:034:03:13
Lam Kam Road 〜 Wo Hop Shek11km3:28:447:38:00
Refreshment35km地点0:02:117:40:11
Wo Hop Shek 〜 Hok Tau BBQ Site7km2:00:079:40:18
Refreshment42km地点0:32:2510:12:43
Hok Tau BBQ Site 〜 Bride’s Pool9.5km4:18:0414:30:47
Refreshment51.5km地点0:10:1514:41:02
Bride’s Pool 〜 Nam Chung Road12km3:08:5517:49:57
Refreshment63.5km地点0:01:3917:51:36
Nam Chung Road 〜 Hok Tau BBQ Site9km3:38:1021:29:46
合計72.5km21:29:46

使用機材

 今回は初めて夕方スタートで、スタート直後からライトを使うレースでした。また、最高気温も28℃まで上がる予報でしたので、装備も少なめ。全く動けなくなった時は寒かったのでウインドブレーカを着ましたが、それ以外はずっと暑く感じました。

  • シューズ・・montrail「Men’s Caldorado(GM2211 26.5cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・Ultimate Direction「AK MOUNTAIN VEST 3.0」
  • ハイドレーション・・Platypus「ビッグジップLP 1.5L」、Ultimate Direction「BODY BOTTLE PLUS」2個
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ミッドレイヤー・・Haglöfs「SHIELD JACKET(XS)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」2個
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • 補給・・wiggle nutrition「energy gel」4個
  • 補給・・PowerBar「POWERFUL SHOTS」5個
  • 補給・・CLIF BAR「ENERGY BAR」4個
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 7」
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レース展開

Shing Mun Reservoir Main Dam 〜 Hok Tau BBQ Site

 今回のレースは前半50kmまでに「大帽山」・「大刀屻」・「八仙嶺」という大きな山を超えていくので、そこさえ越えれば大丈夫だろうと思っていました。まずは1回目のドロップバッグポイント「Hok Tau BBQ Site」までに「大帽山」と「大刀屻」を超えて行きます。とにかく前半はゆっくりと進み、大きな山が無くなった後半にペースを上げていく作戦でした。
 作戦通り、スタート後はほぼ最後列からスタート。ちょっとGPS時計の調子が悪かったのもあり、直しながらゆっくり進みました。17時スタートで、18時には暗くなったのですぐにライトを点灯です。
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 スタートから少しは猿がたくさんいる舗装路を抜け、香港らしい階段状のトレイルへ。ここはすぐにシングルトラックになり、明るい中を唯一気持ちよく走れたポイントでした。あまり時間もかからず、初めのエイド「Tsuen Kam Au」へ。
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 ここからは「大帽山」へ舗装路の登り。標高差630mを6kmで登って香港最高峰へ。途中で霧なのか大気汚染なのかわからない感じのものが出て来て、ヘッドライトを点けていると前が見にくくなりました。
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 下りは4km程度階段が続くので、ユックリ負荷をかけない様に下っていたのですが、この下り始めからどうも調子が悪くて走れない感じでした。ここまでの登りは意識して歩いていましたし、どうしてこんなに苦しいのか分かりません。苦しいなと思いながらも「Lam Kam Road」へ到着。籔のレース状況が更新されていませんでしたし、そういえば前のエイドでチェックされていない気がしたので、問題無いか確認してからスタートしました。この時対応してくれたお兄さんの英語がとても分かりにくくて、もしかしたら中国語かと思った程でした。
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 ここからが2つ目の山場「大刀屻」を過ぎるポイント、左右に100万ドルとは全く関係ない香港の夜景を見ながら進みます。標高500m程度の山ですし、それほどアップダウンではないのですが、ここを登る時には何度も立ち止まりながらという状態になりました。暑さもあって、風が抜けるところでは体を冷やすのに少し停まっておいたり。それでもこの時点では進んでいると回復するだろうと考えていました。
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 この後も風が抜けるポイントで体を冷やしたり、水をかぶって頭を冷やしたりしながら、なんとか前へ。ペースが遅いので、周りにいる人が少なくなってきました。山頂があったので写真を撮ってもらいましたが、やはり夜は何も見えませんね。
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 ロードに出るとすぐに「Wo Hop Shek」というエイドなのですが、このエイドへ向かう街中のマーキングが分かり辛く、迷っている人多数。籔はこのルートを通った事があったので、エイドまで先導することになりました。日本人が香港人を引き連れて、変な絵です。次の「Hok Tau BBQ Site」まではロードを少し登るだけだった気がしたので、ささっとトイレ休憩だけ済ませて先へ。
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 エイドを抜けてからもルートが分かり辛く、地元の人に助けてもらいながら登り口へ。少し回復してきたのか、調子よく歩き始めたのですが、上りは全て歩き。海外では夜のシングルトラックよりも、夜の舗装路の方が怖く感じます。
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 なんとか「Hok Tau BBQ Site」に辿り着いたのですが、ここで一度完全に力尽きてしまったので、少し寝てみる事に。座ったまま20分程度寝てもあまり回復していない感じでしたが、じっとしていると寒いので次へ向かう事に。この辺りから、自力で回復するのは難しいと悟ったので、夜が明けるのだけが希望でした。エイドにはカップラーメンがたくさん。暖をとらせてもらいました。
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Hok Tau BBQ Site 〜 Hok Tau BBQ Site

 ここからが最後の山場「八仙嶺」という登って降りてを繰り返す場所を通るのですが、ここは前回潰れて大変だったポイント。今回は初めから調子が悪いので更に辛く、途中で何度も座り込みながら何とか通り抜けました。片側が崖になっているポイントもあり、こんなにフラフラしていると落ちそうで怖かったり。もちろん真っ暗なので景色は見えません。
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 ちょうど「八仙嶺」の山頂へ辿り着いたところで朝日が出て来ました。5時半は過ぎており、ほぼ12時間ライトを使って走りました。香港でも11月になると夜が長いです。ここでライトを仕舞い、サングラスを装着。やはり日差しは強くて、何も付けていないと目が痛くなります。
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 ここからは次のエイドまで下るのみ。日本に似たトレイルだったり、石畳だったりをトボトボと歩いて行きました。この辺りも少し迷いやすい・マーキングのされていない所があり、後ろから籔を抜いて行った選手が迷って戻って来たりしていました。ここも通った事があったので道案内。フラフラの外国人に道案内されても、不安だったでしょう。
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 何とかエイドの「Bride’s Pool」に到着。もう気温も上がり始めて暑くなっていたので、しっかりと水分を補給して出発。この辺りから関門時間が危なくなり始め、1時間の余裕しかありませんでした。
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 ここからはちょっとした山を越えると平坦が続くと知っていたので、気分も楽。体は重いですが、まずは淡々と一山超えて行きます。コースディレクタをさせていただいている下松の笠戸島にそっくりなトレイルを抜け、かなり気分も良くなっていた区間でした。
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 山を越えると、海沿いの舗装路を進みます。この辺りは牛がたくさん寝ていました。糞もたくさん落ちているので、フラフラしていると危ない。出店で1本200円くらいする7UPを購入し、随分と回復しました。普通のところで買う4倍、高いです。
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 海沿いから再度山に入り、ちょっと元気になっていた反動か急にきつくなってペースが一気に落ちました。エイドまで後少しだと思いながらも、なかなか足が進みません。これまでより1ヶ月早い時期に来たからか、今回は虫も少し飛んでいて気になりました。刺されはしませんでしたが、常に羽音に追いかけられている感じで、気楽に立ち止まれません。
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 最後は石畳を進んでいくのですが、フラフラしていますし、一度しっかりと捻挫をしてしまい、もうダメかと思いました。元気な時はあまり気にならない石畳ですが、疲れていると足を置く場所も考えながらになります。
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 「Nam Chung Road」のエイドへはとにかくシュワっとしたものが飲みたいという一心で到着。辿り着いてみると水とバナナしかないエイドで、かなりがっかりしました。少し前に7UPを飲んでしまったので、完全に心が炭酸モードになっていました。関門時間も危なかったですし、水をちょっと補給して2分もかからずに出発。
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 このエイドを出てからは標高差400m無い山の登りなのですが、これが最悪。登っても登っても先に階段が続きますし、そもそもきつくて少しずつしか登れないので、とにかく時間がかかります。いつまでも体調が回復しないので、やはり何かおかしいなと思いながらも、関門時間もあるのでとにかく前へ。綺麗な水場とかもあったのですが、写真もほとんど撮れませんでした。今度は元気な時に来てみたい場所です。
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 最後には下を歩くのも辛くなり、あまりに時間がかかってしまったので水も尽きてしまいました。飲み物を求めてさまよっていたら、「芒果」と明らかに果物っぽい字が書いてある看板を掲げた農場を発見。調べてみるとマンゴーだったのですね。事務所の人に声をかけてみると、アプリコットジュースがあるというので、それをもらって回復。ビニールハウスでこだわって農業をしているらしく、チンゲンサイを猛プッシュされましたが、さすがに野菜を持って走る気はしません。そして、アプリコットジュースは輸入物。こだわってる?とりあえず2つ買ったので、これを飲みながら「Hok Tau BBQ Site」まで。もう時間もありませんでしたし、とにかくフラフラなのでここでリタイアを決めました。
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 リタイア後はすぐにホテル付近まで連れて帰ってもらう事が出来、余計な消耗をせずに済んで助かりました。ホテル横の食堂で豚肉が乗ったご飯を食べて回復。脚とかではなく、体調が悪くてキツいレースでした。香港はこのパターンが多いので、何か合わないのだろうなと。
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 プラスになった事といえば、12時間近くライトを使って行動できた事でしょうか?使っていたライトPetzl「MYO RXP」が電池交換をしなくても一晩使える事が分かりましたし、眠気もあまり問題なかった気がします。かなり辛いレースでしたが、それでもまた走りに来たいと思うので、不思議な魅力があります。次はアレルギィ対策なども出発前からしっかりとして、万全の体調で来なければ。

2016 TDS(Sur les Traces des Ducs de Savoie)

 2年前に「CCC」へ出場した時に会った選手が「景色はTDSが最高」と言っており、その時から出場を決めていたレース。コースがテクニカルだと聞いていたので、昨年はまだ対応できないかなと思っていたのですが、色々な所を走って来たので試しに出場してみることに決めました。景色が開けている場所ばかりなので、とても良い景色をずっと見ながら走ることができます。確かにこれまで走った全てのレースの中で最もきれいなコースでした。
 結果は半分ちょっと走ったところで救護活動のお手伝いをしていて、そのまま関門時間に引っかかってしまいました。もう少し早く進んでおけば、お手伝いが終わってからもレースに復帰できたかなと思うので、ゆっくり進みすぎたことを反省です。それでも天気がとても良く、最高の景色を見ながら走ることができました。

 「CCC」と比べ、確かに「TDS」は少し難易度が上がる気がします。ポールを収納して手を使わなければ滑落しそうな場所もありますし、上り下りも「CCC」より一つ一つが大きい。それでも普段から山を走っている人なら全く問題ない難易度だと思います。また、「CCC」と比べて登山の要素が強く出ているような気がしました。出場している選手や応援、景色も全体的に「静か」な感じ。同じ「UTMB」の1レースですが、全く感じが違っていて面白かったです。
https://goo.gl/photos/S9BkqFq2qdDvnHGf8

大会概要

  • 大会・・TDS(Sur les Traces des Ducs de Savoie)
  • 場所・・Courmayeur(Italy) スタート
  • 日時・・2016/08/24
  • 距離・・119km(獲得標高 7,338m)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:14℃(スタート時)
  • 結果・・18時間41分54秒 DNF Cormet de Roselend(66.6km地点)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間合計時間
Courmayeur 〜 Maison Vieille-Col Checrouit6.5km1:13:481:13:48
Maison Vieille-Col Checrouit 〜 Arête du Mont-Favre4.7km1:02:342:16:22
Arête du Mont-Favre 〜 Lac Combal4km0:38:102:54:32
Lac Combal 〜 Col Chavannes4.5km1:07:294:02:01
Col Chavannes 〜 Col du Petit St-Bernard16.2km3:20:407:22:41
Col du Petit St-Bernard 〜 Bourg Saint-Maurice14.8km2:36:279:59:08
Bourg Saint-Maurice 〜 Fort de la Platte5.3km3:34:3713:33:45
Fort de la Platte 〜Passeur de Pralognan6.2km2:53:5216:27:37
Passeur de Pralognan 〜 Cormet de Roselend4.4km2:14:1718:41:54
合計66.6km18:41:54

使用機材

 必須装備が2年前の「CCC」と同じでかなり多いので、すべて持つとそれだけで11.5Lのザックは一杯でした。気温が30℃以上まで上がり、夜の標高2,000m以上にもTシャツだけの人がウヨウヨいるという異常な高温で、防寒関係は何も使いませんでした。

  • シューズ・・montrail「Men’s Caldorado(GM2211 26.5cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・Ultimate Direction「AK MOUNTAIN VEST 3.0」
  • ハイドレーション・・Platypus「ビッグジップLP 1.5L」、Ultimate Direction「BODY BOTTLE PLUS」2個
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • ミッドレイヤー・・finetrack「ヴェロキラップ(M)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・SALOMON「XA+CAP」
  • 暖かい帽子・・MOUNTAIN HARDWEAR「ゼルナビーニー」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • 防寒グローブ・・ミズノ「ベルグテック(a2jy410162)(M)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」2個 + 予備電池 単三3個
  • ポール・・Black Diamond「Ultra Distance(110cm)」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • レインウェア・・mont-bell「トレントフライヤー 上下(S)」
  • 補給・・wiggle nutrition「energy gel」4個
  • 補給・・PowerBar「POWERFUL SHOTS」5個
  • 補給・・CLIF BAR「ENERGY BAR」1個
  • 補給・・ミドリ安全「塩熱サプリ」18粒
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • 携帯コップ・・UltrAspire「RACE CUP」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • テーピング・・New-HALE「AKT 5m×7.5cm(1m分)」
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 6」
  • 予備バッテリィ・・Panasonic「QE-QL103」+ ケーブル

レース展開

Courmayeur 〜 Col du Petit St-Bernard

 事前にコース情報はかなり集め、コースマップもかなり見ましたし、動画もたくさん見てイメージを作った結果、36km地点の関門(Col du Petit St-Bernard)に間に合うかどうかが一つ目の山だなと思っていました。ここまでは8時間半で2,500m級の山を2つ越えていかなければなりません。
 作戦としてはとにかく前の方からスタートし、1つ目の山頂(Arête du Mont-Favre)までは後先考えずに全力。下りで回復し、二つ目の山頂(Col Chavannes)へ命からがら登っていくというもの。単にいつもみたいに上りをサボらないで頑張るというだけですが、これがなかなか上手くいきました。
https://goo.gl/photos/jobrVVqhpi5LZAim8

 スタートは「CCC」と同様にCourmayeurの街中。確かにとても盛り上がっているのですが、この時すでに「CCC」と比べると選手が冷静だな・落ち着いているなと感じました。比較的前の方に並び、スタート後はそれなりのペースで坂を下っていきます。6時スタートなのでまだ暗いのですが、トレイルに入るまでには明るくなっているのでライトは必要ありません。
https://goo.gl/photos/1mWdBDJHWUzqQjWb7
 初めの登りはスキー場の中の林道。一つ目の関門が3時間45分で15.2km地点のLac Combalなので、ひたすら登るスキー場を頑張ります。標高差1,200mを登る内の6割程度が林道、6.5km地点のMaison Vieille-Col Checrouitという小さなエイドを挟んで、ここからは横にモンブランを見ながら進むシングルトラックの登りに入っていきます。列は出来ていますが、籔の登るスピードだと列について行ってちょうど良いくらいでした。
https://goo.gl/photos/eSVEwN6JUK5MuTND8

 なんとかArête du Mont-Favreまで登り切ったところで1つ目の関門は余裕があることが分かったので、下りはとてもゆっくりと怪我をしないように下りました。シングルトラックの気持ち良いトレイルを下るのですが、やはり下りは抑えていても前が遅く感じます。抜かしたいなと思っても、しっかりと列ができているので無理でした。
https://goo.gl/photos/MGetob8uuXd1DrUU8
 湖に山が反射しているほぼ平坦なところに出ると、エイドはあと少し。関門まで1時間余裕が出来ていたので、次の登りに備えてゆっくりとエイドに向かいました。登り始めは742位で、エイド着が977位。この規模の大会で上りをこの順位というのは、籔にしては驚異的です。
https://goo.gl/photos/pH8ZXfWJfoU4bS5VA

 エイド(Lac Combal )での滞在は4分程度と、ほぼ水だけ入れたら出発。ここに到着するまでの林道で回復させていたので、次の山頂(Col Chavannes)へ向けて登っていきます。エイドからすでに先の登りを登っている人たちの列が見えています。
https://goo.gl/photos/DSq9i49LzuUyzaMKA

 2つ目の山頂(Col Chavannes)へは約600mの登り。途中まではこれまでと同じシングルトラックの登りで、最後は九十九折の岩っぽい登りになります。上まで登ったらもっと景色が良いんだろうなと考えながら走りましたが、九十九折部分は上から岩が落ちてくることもあったので、少し注意して進みました。緊張していたのか九十九折は写真も撮っていませんでした。
https://goo.gl/photos/ZQFe9YsCHpXzmH9x5

 Col Chavannesまで登りきると、今度は林道9.5kmで標高差800m下っていきます。ずっと走れる下りなのですが、とにかく林道が苦手なのできつい区間でした。写真のような景色がずっと続き、 影は全くないので暑さも追い打ちをかけてきました。
https://goo.gl/photos/qYczvUtq7fjPYKND9
 この区間はルート沿いにいくつも沢があり、飲んでも大丈夫な沢もいくつかありました。上流に牧場とかがあると危ないのですが、地元の選手について行っていたので、教えてもらいながら体を冷やしながら進みました。アルプスは生水や水道水を飲む事が出来るので良いですね。籔はお腹痛くなりませんでした。
https://goo.gl/photos/YHGehvrjqAafoY7U7

 下りきると、今度は牧場の中を緩やかに登っていきます。何箇所か牛の水飲み場のような所で「これ飲んでも大丈夫かな?」と思いながら水を補給。主に体にかけるだけなのですが、少し飲んでも問題ありませんでした。ツノが生えている牛も沢山いますし、向かってこられると少し怖いです。
https://goo.gl/photos/89WW7yG6sUhZFDaa8

 ヴェルネイ湖岸まで出たので、これでもう心配していた第2関門(Col du Petit St-Bernard)に到着かと思っていたら、エイドは湖からほぼ100m直登した上にありました。下の湖で泳いでしまったので体が重いですし、気を抜くと転げ落ちそうな角度の登りです。でも綺麗な場所でした。
https://goo.gl/photos/12WPFPcP6Tg7wXtV6

 心配していた第2関門(Col du Petit St-Bernard)には1時間8分の余裕を持って到着。この後は15km続く下りですが、下りは得意なので余裕だと思い10分間の休憩。一緒に出場したY氏とも出会ったので写真を撮り、ザックから補給食を出したりもしました。
https://goo.gl/photos/2gPyqZ9uuYxWAc7S7

Col du Petit St-Bernard 〜 Cormet de Roselend

 ここから次の大きなエイドBourg Saint-Mauriceまではひたすら下り。14kmで高低差1,500を下り続けます。エイドを出てまずは綺麗な小川沿いのシングルトラック。14km下りが続くのを体験した事がないので、とにかく抑えてスタートしました。暑かったので小川に入りたかったのですが、そこかしこに牧場があったので我慢です。
https://goo.gl/photos/KuLiHyS5Quq8tg3X8
 長い林道の下りを走り抜けると、今度はスキー場のような場所を九十九折で下っていきます。これから向かうBourg Saint-Mauriceの町や湖が見えてきますが、なかなか近付きません。やはり下りが続くのは疲労も大きく、暑さもあって更にペースが落ちてしまいました。
https://goo.gl/photos/g314TQhFU7KNLDRH8

 ほぼ街まで降りる寸前に少し大きな川があったので、ここなら入っても大丈夫だろうと入浴。アルプスの水は冷たくて最高のアイシングになります。この後も町まで何箇所かホースで水を巻いてくれていたりしたので、なんとか暑さに耐えて下り切りました。やはり林道を走る練習が必要だなと痛感した区間です。
https://goo.gl/photos/C6ZxygJog7csYzv39

 Bourg Saint-Mauriceのエイドはなかなか大きくて賑やか。随分と暑さにやられていたので、まずは体を冷やすため、背中とお腹の両方に氷を詰めてもらい、強制的に体を冷やしました。お腹が痛くなるかなとも思いましたが、ここから先は11.5kmで1,900m登る区間なので、今の状態では登り切れないと判断。エイドには25分間滞在し、冷たい飲み物をガブガブ摂取。時間も16時頃と暑かったですし、とにかく体を冷やすことだけを考えていました。
 出発時には装備チェックで携帯電話、サバイバルブランケット、ライト2個を確認されました。出発は関門時間の30分前、到着が1時間前でしたので、エイドでの滞在を考えなければスタートからずっと制限時間まで1時間しかない状態が続きます。
https://goo.gl/photos/wynbGakWcDzXwWjHA

 エイドを出てからの登りがこのレースの核心部。ここさえ制限時間にかからず越えられたら、もう後は何も問題ないだろうと思っていたPasseur de Pralognanへの登りです。初めは日本にもよくある樹林帯の登りで適度に影があるのですが、風が抜けないのでとにかく暑い。関門時間だけ気にしながらも、休みながら進まないと熱中症になってしまいます。
 水が補給できるところも無く、体に水をかけて冷やしていると水が尽きそうになりますし、熱に弱い籔にはキツイ登りでした。九十九折が終わると今度は直登。力尽きている人が沢山、引き返している人も沢山いました。
https://goo.gl/photos/aBrhMqnudAuUQwqt7

 なんとか5km登ったところにあるFort de la Platteの関門は1時間の余裕を持ってクリア。山小屋のようなところで飲み物を販売していたので、5ユーロと山価格でしたが購入しました。水はエイドに沢山あり、ここまで登れば補給する事ができます。
https://goo.gl/photos/6Z1SMHQhLvdEXpwo9

 ここからは英語が話せないスペイン人3人組と進む事に。日本語対スペイン語なのですが、それでも何故か話せてしまうのがスペイン人の凄いところ。去年出場した「Ultra Pirineu」に出場していた人がいたりして、話している内に随分と進んでいました。
https://goo.gl/photos/UEXxWHUc4vMkrrtq5

 岩場の下りを下ると、最後はなかなかの傾斜でPasseur de Pralognanまで登っていきます。もう暗くなっていたので21時にヘッドライトをオン、光の列ができていますが、木がないのでどこまで登るのかハッキリ見えました。ここは関門がありませんが、次のCormet de Roselendの関門まで4.3kmを2時間で下れば良いので余裕。登りで疲れた体を休ませようと係りの人と話していると、救助のお手伝いをする事態になりました。
https://goo.gl/photos/TyeEiaevMwqDivws6

 救助のお手伝いは前のブログにも書きましたが、標高2,500mでも暖かかったのが救いだったかなと思います。仕事が終わってエイドを出る頃には関門まで1時間無く、体も冷えていたので次へ進むのを諦めました。体調が悪い日本人を下まで下ろしてくれということで、Cormet de Roselendまでテクテクと歩いて終了。ここからの下りは落ちそうでテクニカルでしたが、しっかりとロープが張ってあるので問題無し。夜は周囲が見えにくかったので、ロープがあると楽でした。
https://goo.gl/photos/2QNEP1V86vAmbpiQ8

 体調的にも気持ち的にもあのまま進んでいたら完走できた気がするのですが、自然の中でするスポーツはやはり選手間でも助け合いが必要かなと思います。レースとしては救助で終了するという不本意な結果でしたが、とても良い体験をさせていただきました。
 エイドに着いた時にはもう寂しい感じ、この後のバスがグルグルと大変だったので、絶対にリタイアしないことをお勧めします。
https://goo.gl/photos/iizubUDAyvFXsB9G6

https://goo.gl/photos/JTveQDR1o5EQB4e5A

Triathlon, 2016 Ironman 70.3 Busan

 韓国の釜山・海雲台で行われた「Ironman 70.3 Busan」を走ってきました。日本から近いので日本人がたくさんエントリィしているだろうと思っていましたが、実際には10人しかエントリィしておらず、日本人には知人の1人にしか出会いませんでした。また、ビザの関係か中国人もほとんどいなかったので、ほとんどが韓国人でした。アナウンスもほとんど韓国語だけで、周りの韓国人に教えてもらって何とか情報を得るという感じ。親切な人が多くて本当に助かりました。

 事前の天気予報とは変わり、スタート時の天気は大荒れ。その後は急激に天気が良くなり、快晴で暑いという状況まで変化しました。また、スイムでお腹が冷えたのかスイムアップからずっとお腹が痛く、何度もトイレに駆け込むという最悪の状況になってしまいました。ゴール時の意気消沈具合が全てを物語っています。
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大会概要

  • 大会・・Ironman 70.3 Busan
  • 場所・・海雲台, 釜山
  • 日時・・2016/06/19
  • 距離・・113.1km、Ironman70.3(S1900m/B90.1km/R21.1km)
  • 天候・・天気:雨→晴 気温:18℃(スタート時)
  • 結果・・7時間21分49秒 436位(697人中)

区間タイム(時:分:秒)

SWIM0:32:073.55km/h437位
Transit 1 SWIM to BIKE0:13:00
BIKE3:47:5323.7km/h585位
Transit 2 BIKE to RUN0:08:52
RUN2:39:577.9km/h436位
TOTAL7:21:4915.35km/h436位

使用機材

  • 共通
    • シャツ・・Compressport「Triathlon Shirt(S)」
    • ショーツ・・2XU「Perform Tri Short 9″(S)」
    • カーフガード・・Compressport「R2 Calf Guard(T2)」
    • アームカバー・・2XU「COMPRESSION ARM SLEEVES JACQUARD X(M)」
    • GPSロガー・・EPSON「MZ-500B」
    • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • SWIM
    • ウェットスーツ・・Orca「TRN Thermo Full Sleeve Wetsuit」
    • ゴーグル・・Aqua Sphere「Kayenne Regular Fit(Tinted Lens)」
    • スイムキャップ・・大会支給
  • BIKE
    • フレーム・・FOCUS「CAYO 2011」
    • ホイール・・Planet X「82/101 Wheelset 700c」
    • エアロバー・・PROFILE DESIGNE「T-Mag」
    • タイヤ・・Vittoria「Corsa SC Tubular Road Tyre」
    • クランク・・FSA「Gossamer(50/34)」
    • カセット・・SHIMANO「ULTEGRA CS-6700(12−23)」
    • バイクシューズ・・SHIMANO「SH-TR32(41)」
    • ヘルメット・・SPECIALIZED「S-Works Evade(S/M)」
    • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
    • サイクルメータ・・CATEYE「STRADA」
    • ハイドレーション・・Profile Design「Aero HC System」
  • RUN
    • ランシューズ・・asics「SORTIEMAGIC RP 2(26.5cm)」
    • シューレース・・Xtenex「Sports 300」
    • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
    • ハイドレーション・・Nathan「Speed 2 Hydration Belt」

SWIM

 スイムは海が荒れており、潮の流れ強かったのと雲が低かったので距離が短縮されました。それでも1500mは有ったとの事なので、あまり変わらなかったような気もします。事前情報では1kmと聞いていたので、初めから頑張って泳いだのですが、波に流されたり波で目印のブイが見えなかったりして、とても長い距離を泳いだような気がします。
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Transit 1 SWIM to BIKE

 スイムからバイクへのトランジットは13分。とりあえずウェットスーツを脱いでシューズを履いたらトイレへダッシュ。急にお腹が痛くなってどうしようもありませんでした。朝はパンしか食べていませんし、生水も飲んでいないので何が原因かよく分からず。荒れた海で冷えたのでしょうか?このままレース後半までお腹が痛い状態が続きます。
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Bike

 バイクはとにかくアップダウンだけのコース、平坦な区間は全くありませんでした。スタート直後に標高差100mのヒルクライムがありますし、後半でもの凄い傾斜の登りが出てきて、自転車を押して登っている人もいる程でした。獲得標高は1,100mで、TTバイクよりもロードバイクの方が速い気がするコース設定。籔も久し振りにインナーローという組み合わせを使いました。
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 バイクパートは始めから終わりまでお腹が痛い状態。とにかくトイレを探しながら、お腹に負担がかからないよう力を入れずに漕ぎ続けました。全くスピードが出ませんし、上り坂は特にキツかったです。途中でもうこのレースは終わっても良いのではとか考えながらも、誘導兼応援をしているボランティアの応援に助けられて最後まで走りました。韓国は踊りながら応援してくれたりと、国民性の違いを感じます。
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Transit 2 Bike to Run

 バイクからランへのトランジットは8分52秒。直前にトイレへ行き随分と落ち着いてきたので、ちょっと休憩だけしてスタート。ここまで来たら後は21km走るだけなので、もう進むしかないです。
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Run

 ランは河原まで下りて、川沿いの片道4.5km程度のコースを2往復してゴールへ戻るコース。朝の天気からは一転し、太陽がしっかりと出て暑くなりました。気温も31℃以上まで上がり、コースにはほとんど影が無いので、しっかりと水を被りながらのランです。
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 川沿いで景色が殆ど変わらないので、楽しみといえばすれ違うランナーとの交流くらい。以前、香港の「HK168」で出会っていたN氏とここで再開し、その瞬間だけ元気になって心拍数が上がっています。往復コースなのでエイドにたくさん寄れるのは助かりましたが、もう少し影が有れば嬉しいかな。
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 後半になるとエイドの水も温くなってきて、身体にかけてもお湯を被っている状態。暑くて少しずつペースが落ちてきましたが、最後は軽い上り坂ですが、気持ちよく追い込んでゴール出来ました。
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 思っていたよりもバイクコースでアップダウンが続きましたし、とにかくお腹が痛くて何も出来なかったレースでした。なかなか思い通りのレースが出来ませんが、このレースはお腹が痛くなくてもコース的にあまり速くならなかったのではなかなと思います。ゴール後はペットボトルの水で水浴び、この日だけでペットボトル20本分は水を浴びました。
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Trail run, 2016 第1回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田

 今年唯一の国内で出場するトレイルランレースでした。いつもは知っている人がほぼいない中を走っているので、エイドスタッフや誘導も知人、選手も知っている人が多数という状況はなんだか面白かったです。ちょっと疲れてきた時に知っている人に出会うと元気を貰えますね、随分と助けて頂きました。
 大会自体は天候の悪化から途中で中止に。「TDS(UTMB)」へ向けての練習と位置付けていたので、籔としては「TDS(UTMB)」での想定ペース通り進めて、上手くいった大会でした。
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大会概要

  • 大会・・第1回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田(エキスパートコース)
  • 場所・・恐羅漢山周辺
  • 日時・・2016/5/29
  • 距離・・45km(獲得標高 3,153m)
  • 天候・・天気:雨 気温:14℃(スタート時)
  • 結果・・10時間34分09秒 大会中止 那須エイド(45km地点)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間
Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖16km2:33:04
休憩 A1 聖湖16km地点0:02:36
A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク11km2:18:41
休憩 A2 恐羅漢スノーパーク27km地点0:07:03
A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口8.5km2:19:28
休憩 Water Station 横川口35.5km地点0:01:10
Water Station 横川口 〜 A3 那須9.5km3:12:08
TOTAL45km10:34:09

使用機材

 今回は「TDS(UTMB)」のシミュレーションを兼ねていたので、新しい装備を沢山導入し、飲まない水など必要の無い荷物も重りとして沢山持って走りました。ザックの重量は5.5kgとずっしり。
 メインでテストをしたのはザックとポールとGPSロガーだったのですが、どれも最高の働きをしてくれました。特にポールはBlack Diamond「Ultra Distance(110cm)」に変えたのですが、折りたたみの機構がSINANOよりも単純で、扱いやすかったです。また、ザックはULTIMATE DIRECTION「AK MOUNTAIN VEST 3.0(MD)」にしたのですが、こちらは前面に楽にポールを装着することが出来、頻繁のポールを使ったり使わなかったり出来ました。

  • シューズ・・Inov-8「TERRACLAW 220 MS(IVT2551M1/BLB 26cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・ULTIMATE DIRECTION「AK MOUNTAIN VEST 3.0(MD)」
  • ハイドレーション・・ULTIMATE DIRECTION「BODY BOTTLE PLUS」2個
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500B」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • レインウェア・・モンベル「トレントフライヤー ジャケット(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・SALOMON「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ」
  • ポール・・Black Diamond「Ultra Distance(110cm)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • 補給・・Power Bar「Power Gel」 18個
  • 補給・・ミドリ安全「塩熱サプリ」
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 熊鈴
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Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖

 スキー場のゲレンデを駆け下り、ロードを登ってトレイルへ。籔は真ん中辺りにいたのですが渋滞することも無く、先ずは楽しい九十九折りの下りを楽しみました。この後は5km程度の林道になるのですが、前の下りが楽しかったのでその余韻で何とか走って行けました。
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 林道から約200m登り、聖山から高岳へ続くロードへ。ここも列は出来ていましたが、立ち止まる程では無く快適に走れました。小さなアップダウンが続き、楽しいトレイル。その分、キツクもあります。
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 聖湖の第1エイドまではあまり疲れずに到着。ササッと水分を補給して出発しました。日本のエイドは色々とご当地物を準備して下さるのですが、レース中に固形物はほぼ食べないのでいつもスルーです。
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A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク

 エイドからは林道とロードを通り、牛小屋谷のトレイルへ。下りはトレイルだったのですが、ユックリと負荷をかけないように下りました。どうしても飛ばしたくなって、心を抑えるのが大変。登りはほぼ歩き、この辺りはトボトボ歩きでした。
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 田代川に出た後のトレイルは最高。まずは羊歯が綺麗に生えた場所を抜けて川沿いへ出て行きます。走るのが楽しくて写真を撮れなかったのですが、羊歯が棚田状に生えているような場所も有りましたし、初めて見るような景色が多かったです。
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 牛小屋谷は川沿いを進める気持ちの良いトレイル。新しい橋を何本もかけて頂いており、濡れずに進めます。緩い登りなのですが、川の景色を見ながら楽しく走ることが出来ました。
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 水が冷たくて気持ち良さそうだったので、この日初ドボン。コースディレクターM氏に撮って頂きました。深くなっていて泳げそうな場所も有りましたし、また走りに来たいポイントです。遊びながら走っていると「A2 恐羅漢スノーパーク」に到着、スタート地点に戻ってきました。すんなりとエイドに入れるかと思っていたら、スキー場を登ったりと、かなり遠回りをしました。これは心理的にダメージが大きいです。エイドの写真も撮り忘れました。
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A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口

 ここからはブナの原生林になっている台所原(だいどころばら)を経由して広島県の最高峰である恐羅漢山へ登っていきます。この辺りから虫に襲われ始め、虫を追い払いながらひたすら登っていきました。何度か登ったことのあるルートなのですが、ずっと登りが続くのでキツいです。景色が良いことが救いでしょうか。
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 山頂では皆さん休憩。籔は虫が嫌だったのと、早く下りに行きたくて写真だけ撮って貰って先を急ぎました。いつもはスカッと綺麗な景色が見える場所なのですが、流石に雨で何も見えません。
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 恐羅漢山から旧羅漢山までは歩行区間、ストックも使わせて貰えませんでした。いつも泥濘んでいるポイントなので、どうせあまりスピードは出ませんし、早歩きで通過しました。ここの下りからかなり滑り始め、下りも慎重に下るようになってきました。それでもまだWater Stationに出るまでの下りは楽しく走れましたが、慣れていない人は疲れて座り込んだりもしていました。
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Water Station 横川口 〜 A3 那須

 横川口のエイドからは広島県の標高第3位の十方山へ直登。そこまで傾斜もキツクありませんし、距離も長くないので気が楽です。この辺りからは完全に一人旅、途中でいつもの水浴びもしっかりとし、ルンルン気分で登っていました。水に浸かると身体が冷えるからか、少しだけパフォーマンスが回復する気がします。山の中、一人で水に浮かぶのもなかなか気分良いです。
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 十方山山頂は何も木が生えておらず、晴れていたら最高の場所なのですが、この日は強い風も吹き付ける最悪の天気。そんな中、小さなブルーシートテントを張っただけで誘導をしているボランティアの方がいました。まさかこの山頂に人がいるとは思っていなかったので、この日一番驚いた瞬間でした。日本のトレイルレースは山の中にもサポートの方が沢山入っていますし、とても恵まれていると思います。
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 十方山からは那須の集落まで長い下りで楽しそうだと思っていたのですが、ほとんど人が入らないルートなのか雨で路面がドロドロに。籔の実力では普通に歩くことは出来ず、滑り落ちたり木や草に掴まりながら何とか下りていくという感じになりました。写真はちょっと靴が汚れているだけですが、この後顔の辺りまで泥だらけになり、写真を撮ることも出来ませんでした。途中で制限時間に間に合わないことを悟り、約5kmを2時間かけてユックリと下りました。
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 トレイルからロードに出たところで、運営側から大会が中止されることを聞き、後はノンビリと那須のエイドへと向かいました。途中で川に降りれる場所が有ったので、しっかりと泳いで体中の泥を落とし、スッキリしてエイドへ。ここの川の水がこの日一番冷たく、疲れた身体が冷えて気持ち良かったです。
 エイドでも少し待っただけでメイン会場へ帰る車が来て、スムーズに帰ってくることが出来ました。
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 大会が中止されるまでに完走したのは15%程だという事で、今回はほとんどの人が天候に阻まれてしまったようです。路面の状態が良ければ那須への下りもかなりスピードが出て楽しそうでしたし、来年もぜひ出場したいと思います。
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Triathlon, 2016 ASTCアジアトライアスロン選手権 廿日市

 2年振りにオリンピックディスタンスのトライアスロン「ASTC アジアトライアスロン選手権 2016 廿日市」を走ってきました。アジア地域のチャンピオンシップという位置づけの大会でしたが、エイジグループはほぼ日本人でした。
 水温が15℃までしか上がらず、スイムは500mに短縮。10日前に風邪を引き、咳が止まらないまま出場したので、少し助かりました。レース全体としてはやはり咳に苦しみましたし、2週間全く動いていない身体は全く動きませんでした。
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大会概要

  • 大会・・ASTCアジアトライアスロン選手権 2016 廿日市
  • 場所・・広島県廿日市市
  • 日時・・2016/05/01
  • 距離・・52.3km、ほぼオリンピックディスタンス(S500m/B41.7km/R10.1km)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:18℃ 水温:15℃(スタート時)
  • 結果・・2時間35分09秒 199位(290人中)

区間タイム(時:分:秒)

SWIM0:12:132.46km/h201位
Transit 1 SWIM to BIKE0:05:30
BIKE1:14:0233.8km/h170位
Transit 2 BIKE to RUN0:04:06
RUN0:59:176.7km/h212位
TOTAL2:35:0922.22km/h199位

使用機材

  • 共通
    • シャツ・・Compressport「Triathlon Shirt(S)」
    • ショーツ・・2XU「Perform Tri Short 9″(S)」
    • カーフガード・・Compressport「R2 Calf Guard(T2)」
    • アームカバー・・2XU「COMPRESSION ARM SLEEVES JACQUARD X(M)」
    • GPSロガー・・Garmin「Fenix2」
    • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • SWIM
    • ウェットスーツ・・Orca「TRN Thermo Full Sleeve Wetsuit」
    • ゴーグル・・Aqua Sphere「Kayenne Regular Fit(Tinted Lens)」
    • スイムキャップ・・大会支給
  • BIKE
    • フレーム・・FOCUS「CAYO 2011」
    • ホイール・・Planet X「82/101 Wheelset 700c」
    • エアロバー・・PROFILE DESIGNE「T-Mag」
    • タイヤ・・Vittoria「Corsa SC Tubular Road Tyre」
    • クランク・・FSA「Gossamer(50/34)」
    • カセット・・SHIMANO「ULTEGRA CS-6700(12−23)」
    • バイクシューズ・・SHIMANO「SH-TR32(41)」
    • ヘルメット・・SPECIALIZED「S-Works Evade(S/M)」
    • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
    • サイクルメータ・・CATEYE「STRADA」
    • ハイドレーション・・Profile Design「Aero HC System」
  • RUN
    • ランシューズ・・asics「SORTIEMAGIC RP 2(26.5cm)」
    • シューレース・・Xtenex「Sports 300」
    • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
    • ハイドレーション・・Nathan「Speed 2 Hydration Belt」

SWIM

 スイムは500mのコースを3周の予定だったのですが、水温が15℃までしか上がらなかったという事で、1周500mだけに短縮されてしまいました。水質も港の中にしては酷くなく、前も見やすい感じ。ポンツーンから海に入り、海に浮かんだ状態でスタートする「フローティングスタート」を初めて体験しました。
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 水中でスタートを待っている時はウェットスーツから出ている手足が冷たく感じましたが、いざ泳ぎ始めると気持ちよく泳げる程度でした。これなら1.5kmでも問題なかったなと思いながらも、咳が出たらいけないので、とにかく抑えて。少ない人数で数グループに分けてのスタートでしたので、ほとんどバトルも無くてユックリと12分13秒かけて泳ぎました。
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Transit 1 SWIM to BIKE

 スイムからバイクへのトランジットは5分30秒。まずは思い切り咳をして、水を飲み、久し振りに脱ぐウェットスーツに戸惑いながらも何とか脱いでバイクへ。ウェットスーツがなかなか脱げずに焦ったのか、バイクシューズを履かずにスタートするところでした。
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Bike

 バイクは長めの直線と90度のカーブが連続するコースを7周。橋を1つ越えるだけでほとんど平坦なコースなのですが、カーブが続く区間は道幅も狭く、人が多くてどうしてもスピードを落とさなければならない場面が多かったです。ドラフティング禁止のレースだったのですが、コースレイアウト的にどうしてもドラフティング状態になってしまうことがありました。一つ前の写真はスタート時の物なのですが、横の人が斜めに進んで来そうになってビビっています。
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 ペースを抑えながらも順調に走っていたのですが、3周目くらいで酷く咳き込み、コース上に少し嘔吐してしまいました。その後も定期的に咳が出てくるので、咳が出る度に水を飲み、なんとか41.7kmを1時間14分で走り切りました。自分の体調を気にしながらのバイクパートは何だか変な感じ。もっと思い切り走りたかったですが、走りながら嘔吐できることが分かっただけでも良かったことにしましょう。ちなみに、バイクにもウェアにも被害(飛び散り)無し、次からも大丈夫です。
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Transit 2 Bike to Run

 バイクからランへのトランジットは4分6秒。ここでも落ち着いてバイクをラックに掛け、シューズを履いて水を飲んでからスタート。今回のレースはトランジットと言うよりも休憩場所になっていました。
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Run

 ランはゴール地点まで一度行き、その後に川沿いのループを3周するコース。川沿いまで来ると木陰も有って涼しく感じ、とりあえず最後まで走り切ることが出来ました。東南アジアでのトライアスロンでは歩いてしまう瞬間が有るので、やはり気温の差は大きいなと思います。この日の最高気温が26℃、これ位だと寒くなくてちょうど良いです。
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 エイドステーションも合計7回あって十分なのですが、咳き込んだ時用に水を持って走りました。今回はこれが正解、随分と助けられながらゴールへ。最後がブルーカーペットだと爽やかな気分でゴール出来て良かったです。
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 この1回しか開催されない「ASTC アジアトライアスロン選手権 2016 廿日市」でしたので、少し無理をして出場したのですが、地元のレースなので色々な人に会うことが出来ましたし、いつもより短い距離のレースを楽しむことが出来ました。毎年ここでレースを開催してくれたら、来年もしっかり準備をして出場したいと思えるような大会でした。

Trail run, 2015 霧島・えびの高原エクストリームトレイル

 九州で行われるトレイルランレースの中では最も距離の長い「霧島・えびの高原エクストリームトレイル」、第1回目から出てみたいと思っていましたが、日程的に出られず、第3回目でようやく出場する事が出来ました。このコースは24.2kmの第1関門までのほぼロード区間と、その後のトレイル区間に分けられるようです。籔は途中で強い残尿感と痛みが出てしまい、スタート地点の第二関門(34.3km)へ戻ったところでリタイアしたので、トレイル区間は10kmしか走っていません。殆どロードのレースを走りに来たような感じでした。

大会概要

  • 大会・・霧島・えびの高原エクストリームトレイル
  • 場所・・えびの高原 ピクニック広場 スタート
  • 日時・・2015/07/19
  • 距離・・60km(獲得標高 3,771m)
  • 天候・・天気:雨 気温:24℃(スタート時)
  • 結果・・6時間25分 DNF(34.3km地点)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間
Start(えびの高原ピクニック広場) ~ W1(日添林道入口)12.1km1:31:18
W1(日添林道入口) ~ A1(粟野岳レクレーション村)12.1km1:25:21
Refreshments(A1)24.2km地点0:30:20
A1(粟野岳レクレーション村) ~ A2(えびの高原ピクニック広場)10.1km2:57:49
TOTAL34.3km6:25:47

使用機材

 今回は60kmのレースなのであまり長くありませんし、ナイトステージも無し、必須装備も少ないのでバックパックも小さな物で行きました。ライトは必須装備に入っていたのですが、使って走る事も無いので小さなハンドライトだけ。スタート時は雨が降っていて暗かったのですが、ライトは使わずに済みました。
  • シューズ・・montrail「Fluidflex ST(GM2180 26cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・MOUNTAIN HARD WARE「Fluid Race Vest(S/M)」
  • ハイドレーション・・SALOMON「SOFT FLASK 500ml/16oz」3個
  • GPSロガー・・Garmin「Fenix2」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・MIZUNO「A67RM-330」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・UTMB参加賞Tシャツ
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ」
  • ライト・・GENTOS「SG-325」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • 補給・・Power Bar「Power Gel」 8個
  • 補給・・ミドリ安全「塩熱サプリ」
  • コップ・・UltrAspire「Race Cup」
  • 携帯電話・・Apple「iPhone 5」

Start(えびの高原ピクニック広場) ~ 第1関門(粟野岳レクレーション村)

 事前にロードが多い大会だとは聞いていましたが、走ってみると24.2km地点の第1関門まではほぼ舗装路か林道、トレイルはスタート直後に有る2kmの下りだけでした。獲得標高が600m程度で平均速度が8km/hでしたので、ちょっとユックリなマラソン状態です。
 スタートは大雨。みんなかなり早くからスタートゲートに並んでいたみたいで、ほぼ最後尾からスタートしました。スタート後は下り基調のロードを3.7km、この区間で有る程度抜いていけるので、トレイルにもあまり渋滞せずに入っていけました。

 短いトレイルを挟んで、12.1km地点に有る「W1 日添林道入口」までは林道の登り。登りは殆どを早歩きくらいのスピードでユックリと進みました。日の出時刻なのでトレイル区間は暗かったのですが、あまりテクニカルでは無かったのでライトも使わずに済みました。ロードの下りを飛ばして、ヘッドライトを付けている人の近くに付いてトレイルを下るのが良さそうです。
 「W1 日添林道入口」には水とポカリスエットが用意して有りました。水をボトルに500ml補給し、ポカリスエットを200ml飲んで57秒の滞在でした。
 「W1 日添林道入口」を過ぎると、ほぼロードを上って下るというコースに。下りが6kmちょっと続くので、それなりに脚に負担のかかる区間です。ここまでのトレイル以外の区間は抑えて走る作戦なので、常に誰かと会話をしながら走っていました。流石に林道や舗装路が20kmも続くと飽きてきたので、話すことで随分と気が紛れました。
 調子良く走っていたのですが「第1関門(粟野岳レクレーション村)」まで後少しという所で、なんだかお腹が痛いような違和感が出てきました。とりあえずトイレに行きたいので、第1関門のチェックだけ受けてトイレに直行。走っていたので分からなかったのですが、お腹が痛いわけでは無く、残尿感が出ていたようです。このまま30分程度トイレから離れられなくなりました。

第1関門(粟野岳レクレーション村) ~ 第2関門(えびの高原ピクニック広場)

 トイレに30分籠もっても残尿感は全く改善しませんし、段々と排尿時の痛みも出てきました。このままジッとしていてもどうしようも無いと思ったので、先ずはエイドでポカリを500ml程度飲み、ボトルに水を700ml補給。とにかく水分を摂取して、ユックリ進みながら様子を見ることにしました。
 スタート直後は木の階段を登り、その後でトレイルへ。この辺りでようやく晴れ間も見え始めました。あまり傾斜もキツク有りませんし、脚や心臓は元気なのでサクサク登れるのですが、とにかくトイレが気になっていけません。登りはまだ力を入れないように気を付けて登っていくと大丈夫なのですが、走れるパートや下りが問題。走ろうと思えば走れるのですが、少しでも走ると残尿感が強くなるので、前に進んでいるよりも、どこか隠れてトイレ出来そうな場所を探している時間の方が長い感じでした。

 前半は緩やかな登りと走ったら楽しそうなトレイル、後半は沢沿いを進むので、雨でドロドロ。ドロドロになる事さえ気にしなければそれなりの速度で進むことの出来たパートですが、ユックリ歩いているかトイレしているかという状態で10km進むのに3時間もかかり、その間に20回は自然のトイレを活用したと思います。走っている間に水を1.5L摂取したのですが、全く改善せず、むしろ痛みが強くなってきたので、「第2関門(えびの高原ピクニック広場)」に付いたところで救護に駆け込みました。もう歩いているのもキツイのでここでレースはリタイア。まさか怪我意外の理由でレースが終わるとは思っていませんでした。とりあえず元気だった24km地点では139位だったようで、ロードばかりだった割にはそれなりのペースで走れていました。調子自体は悪くないのに最後まで走れ無かったのは残念。まさか60km中25kmがロードとは思いませんでした、来年はもういいかな。