エリザベト音楽大学で行われたCFF中国フルート友の会主催の「フルート現代奏法について」という公開講座を聴講してきました。講師は上野由恵さん、1年程度前にソロでのコンサートを聴いており、その時に演奏された細川俊夫「線Ⅰ」とユン・イサン「無伴奏フルートのための5つのエチュード 5番」を、実際に演奏されながら奏法について解説していくというものでした。ちょっと早めに行ったので、聴講でも講師の目の前に陣取る事ができ、とても良い位置で聴くことが出来ました。
今回最も良かったのは楽譜を見ながら演奏を聴くことができた事。なかなかプロの1曲通した演奏を楽譜を見ながら聴くことはできないので、目の前での演奏を楽譜と照らし合わせながら聴けて、何をどう表現しているのかとても分かりやすかったです。音楽を表現する上で気をつけられている点などについても話されていたのですが、独特ですが合理的でとても参考になりました。音楽の作り方は打楽器と変わらなくて少し安心、早くこんな曲がせめて練習できる様になりたいです。