フルートを始めて2年8ヶ月経ち、3回目の発表会に出させていただきました。会場は周東町にある「パストラルホール」、昨年からこのホールで発表会をしているのですが、今回もCOVID-19の影響で座席数は半分になり、ホール出入り口の扉も開けたままでの演奏でした。昨年はホール出入り口の扉を閉めることができていた様な気がするのですが、この1年の間に厳しくなった様です。それでも開催できるだけありがたいです。
今回の曲はFrancis Poulenc「Flute Sonata」の1楽章。1,957年の作品なので、前回演奏したヒンデミットのソナタより20年新しい作品ですが、調性感もハッキリとしていますし、形式も分かりやすくて、こちらの方が古い作品の様に感じたほどでした。さすがはフルートソナタの王道です。
ただ、3オクターブ目のEなど、出しにくい音をわざと使っていたりする曲は、まだ籔には早かったなと思いました。緊張していたり、いつもと違う環境だとボロボロになります。こういう時はEメカ等が付いていたら安心して演奏できるのかなと思い知りました。
少し慣れてきたのか今回は全体的にあまり緊張せず、1つ1つしなければならない事を追いかけていくことができました。それでも全体的に音質を揃えたりは全くできず、まだまだ注意しないといけないことだらけです。指が動かなかったところは仕方ないとしても、全体的な滑らかさを目指して練習していこうと思います。