強拍の位置

 150回目のフルートレッスンを受けてきました。 前回のレッスンでこれから取り組んでいくことを決めたので、今回は3曲全てが新たに譜読みするものでした。いつも通りですが、とにかく演奏できる状態まで譜読みしていくことに必死。フルートも少しは譜読みが速くなってきましたが、まだ基本的なスケールやアルペジオが主になっている旋律でも、指が動くようにするまで時間がかかります。

 テレマン「2本のフルートのためのソナタ 40:103」の第2楽章は左手の薬指や小指を使うトリルが多く、力が入っているのか上手く動きませんでした。ピアノでも動かしにくい指ですが、まさかフルートでも苦労することになるとは。なんとか最後まで演奏できたので、次の第3楽章へ。

 E.Köhler「op.33-2 12 Medium Difficult Exercises」は1曲目に入りましたが、練習曲であってもきちんと旋律を見つけ出してハッキリと演奏することが必要でした。重要な低音部分にはテヌートをかけて時間を取り、装飾されている旋律線は明示するという基本的なことに気をつけて、改めて練習をしていきます。

 F.Kuhlau「3 CAPRICCI op.10」の1曲目は曲が動き出す舞曲になった部分で、音型から2拍目にアクセントが付いてしまっていましたが、舞曲としての形を保つために、1拍目に強拍があるという事を意識して譜読みし直すことに。マリンバやピアノでは喋ったり動きながら練習することができたのですが、フルートでは物理的に出来ないので、とにかく意識していくしかなく、もどかしく感じることがあります。

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本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。