分析から

 169回目のフルートレッスンを受けてきました。E.Köhler「op.33-2 12 Medium Difficult Exercises」の8曲目は初回なので、まだ譜読みの途中。7曲目とは違い、音を滑らかに繋ぐために、しっかりと息の量を出していくことが大切でした。

 J.S.Bach「無伴奏フルートのためのパルティータ a moll BWV1013」の2曲目は引き続き譜読みを続けていますが、後半部分の形を覚えられずにまだ迷っています。バロックはまだ馴染みが薄いですし、無窮動は考える時間もなく、とにかく譜読みし切るところまでが大変です。まだしっかりとテヌートをかけるところや、前に進めるところなど、しっかり考えながら演奏していかなければなりません。また、アウフタクトで始まるのですが、アウフタクトらしい始め方をしなければなりませんでした。どうしても初めの音を綺麗に出そうということに気が向き、曲の感じを無視してしまっています。

 F.Kuhlau「3 CAPRICCI op.10」の2曲目は最後まで譜読みしていきました。音量の指示などもほぼない曲なのですが、譜読み時点で音楽の作りをしっかり考える必要があると再確認しました。どうしても楽器を持ってしまうと、指が上手く回らないといったテクニック面ばかり考えてしまうので、楽器を持って練習する前に楽譜だけを見る時間を作らなければなりません。度々思うことですが、楽器が近くにあるとつい忘れてしまいます。

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本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。