102回目の作曲レッスンを受けました。今回で組み合わせ課題の大問が終わり、大きな山を超えたような気がします。まだ単純化されている問題なので、どこが組み合わされるのかや、反復進行の位置なども分かりやすいですが、どこで反復をやめるかや、どの音から組み合わせを始めるかなど、少し工夫しないといけない点がありました。
作曲はシューマンらしい曲を書こうとしましたが、なかなかそれらしい感じを保てませんでした。また、実際に演奏してみると、要素が少なくて薄く感じてしまうなということも体感しました。音の厚みも思い通りに制御できればと思いますが、まだそこまでは考えていけません。
楽曲分析は前回に続き、ラヴェル「ソナチネ」を和声分析していきました。これまでのドビュッシーとの違いに着目して、平行和音の扱い方の差や、和音の使い方などを見ましたが、なんとか新しさを出すための過程を見ていくのは面白いです。