島根県立美術館で開催中の「森山大道 光の記憶」を見に行きました。展覧会の案内で見たモノクロの写真が刺激的で、ぜひ大きな写真で見たいと思っていた展覧会。あまり時間のない中を島根までバタバタと見に行ったのですが、期待通りの内容で行った価値がありました。写真はほぼ何も知らないのですが、記録するだけではない、何か意図のある写真の力はすごいものがあるなと改めて感じます。受け取り過ぎてしまったのか、帰り道はぐったりでした。
島根県立美術館はリニューアルされたとのことで、施設自体も楽しみにしていました。前回訪れたのが随分と前のことで忘れていることも多かったですが、照明なども新しくなっており、美術を見る機能が高められているのは良いですね。カフェもオシャレになっており、疲れた後でゆっくり休むことができました。開館時間が日没後30分という珍しい美術館なので、本当は日没まで滞在して美術館から夕陽を見ると良いのでしょうが、それはまた松江に泊まった時の楽しみにしておきます。
日本海側へ行くと、いつも海を見たくなります。瀬戸内海にはあまりない長く続く砂浜が青い海に映えてとても好きな景色。訪れるたびにこういうところに住みたいと思うのですが、実際に住むと風の強さや寒さで大変そうだなとも思ってしまいます。北側に海があって暖かく、長い砂浜のあるところは日本国内の離島以外だと、なかなか難しそうな条件ですね。パキッとした綺麗な青が今回の光の記憶でした。