163回目のフルートレッスンを受けてきました。E.Köhler「op.33-2 12 Medium Difficult Exercises」の5曲目はフレーズ毎の確実性を上げていき、次の6曲目へ進めることになりました。ミスがあってもとにかく進み続けるという意識だけで、推進力を失わずに最後まで演奏することができました。少しずつ細かな動きも演奏することができるようになってきた気がします。
J.S.Bach「無伴奏フルートのためのパルティータ a moll BWV1013」の1曲目は、バロック特有の抑揚を考えながら演奏し、次の2曲目へ。溜めるところと押すところ、引くところなど、なるべく自然に聞こえるよう注意してみましたが、後半へ向かうに従って余裕がなくなるのは相変わらずでした。
F.Kuhlau「3 CAPRICCI op.10」の1曲目はまだフレーズを1つずつ練習している段階ですが、1日に1回は通して演奏するようにしたためか、最後までなんとか維持できるようになってきました。ただ、フレーズ毎に確実性を上げていく練習を続けているからか、全体の推進力がなくなっていました。フレーズ1つずつでミスが起こらないように気をつけていると、全体の流れがなくなってしまうというよくある感じですね。舞曲ですし、しっかりと横の流れを意識します。