86回目の作曲レッスンを受けました。今回で構成音の転移の大問がようやく終了しました。1つ1つの課題が長くなってきましたし、どの調を選択したら良いのだろうかや、どういった和声進行をしているのかという選択肢が多く、とにかく時間がかかってしまいます。もっと定型を見抜いて活用していけるようになれば速いのでしょうが、まだぼんやりと分かることもあるといった程度です。
作曲はもう少し音の厚みが欲しいと思っていた部分で、どうすれば思い通りになるのか見せていただきました。また、短2度でぶつかっていた部分の回避方法もメロディの音域を変えることでクリアしていたり、まだ考えられていなかったことが多いと感じました。反復進行で盛り上げていこうと考えた時に、反復することに固執してしまい、少し変えることで改善するという柔軟性をなくしてしまっていたことに気付きました。思い込みは良くないですね。
楽曲分析はJ.S Bach「Invention in C major BWV 772」を題材に、これまでとは違うポリフォニーの作られ方を見ていきました。作曲のお手本ということですが、主題1つを2声で組み合わせ曲を進めているとは思えないほど、多様な音が出ており面白く感じました。