98回目の作曲レッスンを受けました。今回で作曲のレッスンを受け始めて2年が経過していました。この2年間で「和声 – 理論と実習」の3巻の2/3辺りまで進むことができました。1年前までは3巻の内容を見ても全く分かりませんでしたが、とりあえず意味はわかるようになっているので、少しずつ進歩できているようです。
作曲自体の指導も1年7ヶ月になりますが、以前よりもスムーズに書き始めることができている気がします。また、やりたいことをシンプルに実現するよう気を付けるようにもなりました。まだまだ凝ったことはできませんが、焦らず進めていこうと思います。
和声は反復進行の課題をひたすら続けていますが、なかなか終わりが見えません。反復以外の部分を作るのが難しいと感じていましたが、その理由は初めてバスが動いていることにあったようです。バスが動いている中でも、課題で求められているものを明確して、きちんと上3声の動きを作れるようにならなければ。
楽曲分析はDebussy「Deux Arabesques No.1」の続きを分析していきました。先生がどういうところでドビュッシーらしさを感じるかという点を、自然倍音列との関係から確認したり、中間部での長調短調のスムーズな転調などを確認していきました。効果的な準固有和音の使い方など、シンプルな曲でも流石の作りでした。