広島文化学園HBGホールで行われた広島交響楽団の「第447回プレミアム定期演奏会」を聴きに行きました。終身名誉指揮者の秋山和慶 氏に対する献奏も行われた、特別な演奏会。ここのところマーラーの交響曲を逆の順番で演奏されていたので、おそらく最後になる1番を聴けることを楽しみにしていました。
弦と管がハッキリと対比され、分かりやすいモチーフが用いられた作品で、とても聞きやすい演奏がされていました。一番初めに献奏を聴いた影響もあると思いますが、3楽章のテーマや、4度下降するモチーフもあり、演奏会全体で葬送のように感じてしまいました。シューベルトが1つの大きなテーマだったと思いますが、大きな曲の影響は凄いです。
- 指揮:レナード・スラットキン
- ピアノ:小菅優
- スラットキン:シューベルティアーデ – オーケストラル・ファンタジー(広響委嘱・世界初演)
- シューベルト:ピアノと管弦楽のための「さすらい人幻想曲」(リスト編曲)
- マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」