「CX-60(5BA-KH5P)」のもろもろのトラブルに対応していただきました、作業時のODOメータは20,200km。あまりにトラブルが多く、その度に何度もディーラーへ行かないといけないことを面倒に感じていました。なんとかこの状況を改善したいと交渉したところ、現時点で発表されている対策に関しては、全てまとめて実施していただけることになりました。

おそらく詳細は伏せた方がいいと思うので記述しませんが、下に挙げる合計22点の対策をしていただきました。この対策以前に済んでいる対策もあるので、全て合わせると30点を余裕で超える対策があるのかと思います。これだけ問題の起こりそうな部分があると、ちょくちょく対策にディーラーへ行かなければならなくなるということも理解できます。
- ドア周りの異音に関する対策 5点
- 室内の装備に関する対策 6点
- 足回りの異音に関する対策 3点
- 駆動系の異音に関する対策 1点
- 部品交換を伴わないプログラムの変更 7点
最も大きな対策はプロペラシャフトの交換でした。実際、30km/h程度で走行時にゲコゲコと田んぼでカエルが鳴くような異音が出ていたのですが、この症状が改善しました。また、フロントドアやパワーリフトゲートからの異音も改善したような気がします。一方で、乗り心地に関する部分はほとんど変わっておらず、後述する試乗も含めて、大きな改善というのは期待できないのだと感じました。これでディーラーへ行く回数が減ると良いのですが、どうも対策漏れしていそうなものもありますし、期待せず乗っていこうと思います。
対策にはちょうど2週間かかり、その期間は改良されたCX-60(3DA-KH3P)を貸していただきました。約700kmを走行しましたが、確かに乗り心地は柔らかくなり、ステアリングの落ち着きのなさも改善していました。ただ、底付き感が軽減しただけで、基本的なはねる感じは変わらず、やはりスピードが上がると怖さを感じてしまいます。

3.3L 直6ディーゼルに給油するほど乗ったのは初めてでした。確かにパワー感は良いのですが、音やエンジンを回した感じは2.5L ガソリンの方が気持ちよく感じます。やはり、直6ガソリンを日本でも販売してくれれば良いのになと思います。
