小学生脱却

 フルートを始めて1年8ヶ月経ち、2回目の発表会に出させていただきました。1年前に始めて出た発表会は小学生に囲まれていましたが、今回は中高生・大人の中で発表会を過ごすことができ、それだけでも1年分の成長を感じることができました。会場は周東町にある「パストラルホール」、この付近で最も音響の好きなホールです。COVID-19の影響で少し前まで施設自体が使えなかったのですが、利用が再開されて初めての催しだった様でタイミングが良かったです。

 今回の曲はPaul Hindemith「Flute Sonata」の1楽章。1,936年の作品ですが、調性のハッキリしたところとあやふやな所の配置がちょうど良くて、演奏していても楽しい曲でした。ピアノだとこの時代の曲は難しくて、打楽器だともう少し新しい曲ばかりだったので、まさかフルートでこの時代の曲を演奏することになるとは。
 いつの間にか自分の出番になって慌てて舞台へ出て行ったからか、初めの内は指もバタバタしていてコリャいかん状態。前奏で落ち着いたつもりでしたが、4小節では気持ちが定まりませんでした。中盤くらいから指が難しくなるに伴って集中して演奏することができましたが、なかなか思う通りに演奏することはできません。それでも、フルートを始めてから最も落ち着いて演奏できたのは、少しずつ色々とコントロールでき始めたからかなと。来年へ向けて、この調子でコントロールできる事を増やしていきたいなと思います。

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本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。