20回目の作曲レッスンを受けてきました。Ⅴ7は巻末の課題も含めて全て終わり、今回から第9章のⅤ9に入りました。巻末の課題が複雑で何度も作り直したので、なかなかⅤ7を脱出できませんでした。巻末の補充課題は少し癖があるので、これで和音設定など合っているのだろうかと迷うことが多いです。
V9は小問で形を学び、まずは長調の課題に取り掛かっています。V9はほぼ限定進行音なので、課題でメロディを考える際に単調になりやすくなってしまい、なんとか単調にならないよう工夫するのに時間がかかります。逆に考えると、最適配置である程度ヒントが与えられている状態なので、それ以外の部分でどうにか工夫できないかと考えればいいことにもなり、慣れると使いやすいのかもしれません。
V9を多く用いている例として、フランクのヴァイオリンソナタを教えていただきました。楽譜を見ながら聞いてみましたが、1音目からテキスト通りのV9でお手本のような曲です。どこかで聴いた気がしていたのですが、昨年フルート版をコンサートで聴いていました。改めて聞くと綺麗だったので、いつか演奏してみたいです。