東広島市立美術館で開催されている「笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち」という展覧会を見に行きました。タイトル通り、近代美術の有名な作品が並べられているのですが、少ない展示数でしたので、画家によって比較しやすく、色々と見比べることができました。ちょうど雨が降って暗い日だったので、ゴッホ「サン=レミの道」などは明るい気分になってちょうど良かったです。
惜しかったのはちょうどロビーでコンサートが行われていたこと。音が鳴っていると、どうしても意識の大部分がそちらへ引っ張られてしまい、絵に集中することが困難でした。絵画と音楽の相性が良いことはわかりますし、とても良いイベントだと思うのですが、絵を見れなくなってしまうので意識して避けようと思いました。事前にイベント予定を見ていなくて失敗。
ロビーコンサートの場所としてはよく音が響いて良いですね。床や壁が石かコンクリートですし、やはり美術館は密閉性も高いのでしょうか?
東広島市立美術館へは初めて訪れましたが、とてもスッキリとした印象の美術館で作品に集中できるので良いですね。ロビーに木村芳郎「阿吽」が展示されているのも、展覧会の前後に見ることができて、ユーモアを感じました。また面白そうな展示をしてくれそうな気がする美術館、チェックしておかなければなりません。