91回目の作曲レッスンを受けました。長かった「構成音の転移」に関する章も、ついに最後の変移音についての問題が終わりました。内部変換から音が動き始め、構成音の転移で和声外音が出て使える音が広がり、内声での対旋律も作れるようになりましたが、選択肢が広がるほどに悩むことが多くなりました。
まだ適切な動かし方を身に付けられていないので、よほど気をつけながら転移音を使っていかなければなりません。
作曲はずっと書いているフルートとピアノの曲を最後の終始線を引くところまで進めました。細かな動きをしているところでの非和声音の使い方や、フレーズ毎の統一性にもっと注意を払わなければなりませんでした。この辺りの不細工さを直して、そろそろこの曲も終わりです。
楽曲分析はこれまでに音楽史の年表を見ながら、これまで見てきた曲がどのような時代や関連性の中で書かれたか確認していきました。また、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」の楽譜を見て、この曲で特徴的なシュプレヒシュティンメという語りについて学びました。現代曲は好きで色々と聴いてきましたが、そういえばメジャーどころの作品をじっくり聴くということをしていませんでした。これを機に色々と聴いてみようと思います。