「スカイラインクーペ(DBA-CKV36)」の名義変更をしました。変更時のODOメータは161,600km。ネットからも変更できそうでしたが、実際に手続きをしに行った方が確実で早そうだったので、中国運輸局山口運輸支局まで移転登録の手続きをしに行きました。今回はナンバー変更をしなかったので、書類だけ揃えていけば良かったですし、時間も30分程度で完了しました。
車庫証明書の取得
名義変更のためには車庫証明書が必要なので、まずは警察署で車庫証明書を取得しなければなりません。山口県では警察署の交通課で申請用紙を70円で購入し、その書類に沿って記入したものを提出すると、1週間後に車庫証明が発行されました。地図を手書きするのは大変だと思っていましたが、印刷したものを添付しただけで大丈夫でした。申請の手数料は2,700円、実際に場所も確認されるようです。
移転登録
名義変更は専門用語で「移転登録」と言い、今回はナンバー変更なしの移転登録作業をしました。多くの場合は車屋さんがやってくれる作業なのでしょうが、そろえる書類もそこまで多くなく、記入も難しくないので、敷居が高いだけで難易度としては低いと感じました。
必要書類
必要な書類は事前に運輸局へ電話をして確認しました。疑問点なども質問させていただき、不安なく書類を揃えることができました。企業相手が主だと思うので、対応も簡素なものかと思っていましたが、丁寧に教えていただき驚きました。必要なのは下記、印鑑証明書を取得しに行かなければなりませんし、一番面倒なのは車庫証明書の取得でした。
旧所有者
- 車検証
- 譲渡証明書
- 委任状
- 印鑑証明書
新所有者
- 印鑑証明書
- 車庫証明書
- 実印
- 自動車検査登録印紙代 500円
書類記入
まずは運輸支局で「手数料納付書」と「第1号様式」への記入、全て車検証を見れば記入できる内容ですし、記入した書類を持って自動車会館へ行き、県税窓口で「税の申告書」に記入します。こちらも車検証の内容そのままなので、記入自体はすぐに終わりました。どこも記入しやすいように説明の用紙がありますし、係の方も分かりやすく説明してくださり、大変にスムーズ。
- 手数料納付書
- 第1号様式
- 税の申告書
書類が完成したら500円の自動車検査登録印紙代を購入して貼り付け、これで申請の準備が完了しました。ここまでで15分程度でしょうか、思いの外早く申請書類を準備することができました。
申請
そろえてもらった書類を運輸支局の登録窓口に提出すると、10分程度で新しい車検証が発行されました。最後に自動車会館へ戻り、こちらでも書類を提出して終了。この日は申請に来る人が少なかったようですが、全部で30分かからず移転登録の手続きを終えることができました。1時間程度だと聞いていたので、半分の時間で終わりましたし、手続き自体も考えていたより楽でした。
自賠責保険
自賠責保険はそのまま名義を変更して使うことにしたので、権利譲渡のお手続きをしました。損保ジャパンで契約していた自賠責保険だったので、運輸局から近い営業所へ行き、手続きを済ませました。こういう手続きをする人が多いのか、損保ジャパン 山口支社では、入口に窓口の案内が掲示されていました。新しく発行された車検証と、申請書類を提出すると、5分程度で新しい自賠責保険証書を受け取ることができました。どこもスムーズで嬉しくなります。
任意保険切替
最後に自動車保険の契約をWEBから済ませて、書類を車に載せると全ての作業が完了しました。一番簡単だったのは、この任意保険の手続きでした。
総費用
費用としては名義変更も旧所有者・新所有者の費用を全て合わせても、3,920円でした。車屋で手続きをしてもらうと、2つの手続きで6〜7万円程度と、素人で合計1時間程度の作業に、なかなかの手数料がかかっています。車を購入する時は車庫証明書の手続きだけでも自分でしようかと思います。
車庫証明申請書 | 70円 |
車庫証明手数料 | 2,700円 |
印鑑証明書 | 200円 |
印鑑証明書(法人) | 450円 |
自動車検査登録手数料 | 500円 |
合計 | 3,920円 |
まとめ
自動車の名義変更を自分で実施してみましたが、思っていたよりも簡単だったというのが一番の感想です。バタバタしており2ヶ月程度放置してしまいましたが、こうも簡単なら面倒がらずに早く作業しておけば良かったです。また、全ての窓口で親切に対応していただいたことも印象に残りました。