111回目の作曲レッスンを受けました。今回から偶成和音についてのレッスンが始まりました。偶然に成立する和音であるため、和音記号を書こうとすると、複雑になってしまいます。この章の説明を少し見たことで、これまでに楽曲分析で把握しにくかった部分が少し分かるようになってきた気がします。また、後半の課題を聞かせていただくと、音楽史的に時代が100年くらい進んだ気がしました。この章を学ぶことでオシャレな響きを身につけられると思うと楽しみです。
作曲は新しい曲のテーマを考えています。とりあえず初めの4小節を書いてみたのですが、これならソナタとして書いていけそうとのことで、これから長く書いていけそうな気がします。ただ、伴奏部分は工夫した方がいい部分も多く、特にバスとソプラノが同じ音を出しているところは少し気になるとのことで、和音を帰るなり、なにかしら工夫が必要そうです。思っているよりも当てはまる和音が多く、もっとピアノに向かって考える時間を取らなければと思います。
楽曲分析はJ.S.Bachのコラールを題材に分析していきました。まだポリフォニー時代の作品ということで、和音として把握しにくいところもありますが、教会旋法がどのように使われているのかを見ていきました。また、どこで調性が変わるのか分かり辛く、この辺りもポリフォニー的なようです。終止記号としてのフェルマータについても、そういえばこういうものがあったなということを思い出したりもし、忘れていることがたくさんありそうです。