注意点の多さ

 78回目の作曲レッスンを受けました。転調を含む構成音の転移の課題を進めていますが、悩むことが多く、ここは明日考えようということが続き、とにかく時間がかかりました。転移音があると、それだけでも和音の判断が難しいのですが、更に転調もあると、どこから転調するのか、転入和音は何なのかも考えなくてはならず、選択の問題を乗り越えられなくなってしまいます。
 転移音と定位音を同時に鳴らすというミスは少なくなってきましたが、間接連続5度などといった基本的な禁則を見落とすことが多かったように思います。気にする点が多くなると、それだけ全体に対する注意が散漫になってしまうので気をつけねば。

 楽曲分析はChopin「Op.64-1」、通称「子犬のワルツ」を題材に分析していきました。同じ形を繰り返すシンプルな作りなのですが、非和声音の扱い方などが思いもしなかった構造をしており、確かに全て理論的に説明が付きました。この理由が説明できるというのが大切で、これまで何がおきているのかも分からなかった音をスッキリと理解することができました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。