79回目の作曲レッスンを受けました。引き続き転調を含む構成音の転移の課題を進めていますが、なかなかに時間がかかり、1週間で1〜2題考えるのが精一杯という状況で、なかなか進みません。こうした方が良いだろうと指摘していただいたことが、そのまま模範解答になっていることも多く、まだしっかりと理解できていない選択の問題があるのだと感じています。徐々に覚えていくしかありませんので、なるべく和声の課題もピアノで音を出し、耳と指で覚えるようにしています。
今回はアンパンマンのマーチのソプラノ課題にも取り組みました。シンプルな和声付ですが、2度かドッペルドミナントかという選択や、内声の作り方など、和声のテキストを考える場合でも参考になることが多くあります。もう一度、以前作った1巻・2巻の内容も見直してみようと思います。
楽曲分析はブラームス「7つの幻想曲集 Op.116」の6番を題材に、分析していきました。これまでの曲と違い、ロマン派になると和声分析しにくく、自分で分析していっても迷うところばかり。ロマン派の作品らしい半音階進行をする部分と古典的なバスの動きとの対比や、和声分析での調設定をどう判定するのかなど見ていきました。特に調設定は細かく考えていた部分があったのですが、できるだけ大きく考えていった方が良いのだと感じました。