広島流川教会で開催された「BACH to BACH ザ・リアル古楽vol.2 第二夜」という、ヴァイオリンとチェンバロのコンサートを聴きにいきました。全てJ.S.バッハというプログラムで、当時の楽器や様式で演奏されるコンサートでした。フルートを始めてから、バロックも演奏したり聴いたりするようになりましたが、まだ、古楽や古楽器には親しめていないので、貴重な機会です。
楽器は A=415Hz でチューニングされており、プログラムを見て想像していた調と音がずれ、絶妙なところを彷徨い、酔ったような感覚になることがありました。チェンバロのみだとまだ安定して聴くことができますが、ヴァイオリンが入るとなかなか厳しいものがありました。固定ドなので自分で演奏することを考えると、記音とのずれに翻弄されてしまいそうです。もう少し古楽を聞くと、こういう状態も改善されるかと思います。慣れも大切ですね。
- バロックヴァイオリン:若松 夏美
- チェンバロ:大塚 直哉
- ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021
- ヴァイオリンとオブリガード・チェンバロの為のソナタ 第6番 ト長調 BWV1019
- ヴァイオリンとオブリガード・チェンバロの為のソナタ 第5番 ヘ短調 BWV1018
- ヴァイオリンと通奏低音の為のフーガ 第5番 ト短調 BWV1026
- フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 より Allemande, Courante, Sarabande, Gavott
- ヴァイオリンとオブリガード・チェンバロの為のソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017