世界平和記念聖堂で開催された「第479回パイプオルガン定期演奏会」を聴きにいきました。エリザベト音楽大学の宗教音楽履修者が聖歌隊としてグレゴリオ聖歌を歌っていたのですが、そういう授業があったなと懐かしい気持ちになりました。モノフォニーを聴く機会もあまり無いので、教会でのシンプルな響きが新鮮です。
デュリュフレを聴きに来たのですが、前奏曲とアダージョがなく変奏部分のみの演奏だったので、とにかく明るくて軽いように聴こえました。聖霊降臨祭が近いので演奏されたのでしょうが、どうせなら全曲通して聞きたかったです。デュリュフレは作曲数が少ない上に、オルガンを伴う曲が多いので、なかなか聴ける機会がありません。演奏される機会にはできるだけ足を運ぶ様にしており、もっと色々な曲を聴いてみたい作曲家です。いつかレクイエムも聴きたいのですが、規模が大きいのでなかなか難しそうです。
- M.デュリュフレ/《来たれ、創造主》の主題によるコラール変奏曲 作品4
- J. S.バッハ/《来たれ、聖霊なる主よ》BWV651
小林美紀 髙橋美保 佐々木悠 エリザベト音楽大学聖歌隊
