広島県立美術館で開催中の「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」を観てきました。バベルの塔で有名な画家ですが、その一族や影響を与えた作品もあり、作者によっての変化など楽しく見る事ができました。独特な風景画は情報量が多いですし、ヤン・ピーテル・ブリューゲル(Jan Brueghel de Jonge)の静物などは単純に綺麗でした。
人も少なくてユックリと見ることができましたし、今月末までは一部の展示で写真を撮る事もできました。目で見ているだけだと照明の当たり方など分かりませんが、写真を撮ってみると絵の部分にだけ綺麗に照明が当たっていることが確認でき、機材にも興味津々。
外の天気がとても良かったので、横の「縮景園」へも足を伸ばしてみました。色々な庭園へ行っていますが、この縮景園が最も馴染があるからか落ち着けて好きです。何よりも水が近いというのが大きいとは思いますが、池を中心に曲がりくねっているので他のお客さんが見えにくいところもポイント。広島の街中なのに静かで良い場所です。
お客さんは半分以上が外国人だったような感じを受けました。雰囲気を壊さない程度に英語などでの表示もあり、さすがは観光客の多い都市広島でした。