アクロス福岡 福岡シンフォニーホールで行われた「ROHM MUSIC FOUNDATION 30TH ANNIVERSARY PROJECT Vol.2 九州交響楽団 プレミアム・コンサート in 福岡」を聴きに行きました。会場の福岡シンフォニーホールや、九州交響楽団だけでなく、指揮者やソリストなど、初めて聴くものばかりでしたが、全てが素晴らしくて期待していた以上にいいコンサートでした。
演奏ではモーツァルトのピアノ協奏曲がとても良い音を出していました。ソリストも綺麗で無理のない音を出されていましたし、オーケストラも特に木管の響きや歌い方が魅力的。指揮も目立たないのに出てくる音楽はとても良く、次回はじっくりと定期演奏会を聴いてみたいと感じました。
初めて訪れた「福岡シンフォニーホール」でしたが、しっかりと響きがあり、音圧もしっかりと伝わってくるのに音はクリアで、とても良いホールでした。大きな低音は強調されてしまうのかなという感じもしましたが、クラシックだとあまり問題にならないでしょうか、コンパクトなモーツァルトのピアノ協奏曲なども良いバランスで聞こえていました。
内装も落ち着きがありますし、シャンデリアも見事。こういうホールがせめて広島にあれば良いなと思いますが、約30年前だからこそ建てられたような作りでしょうか。リニューアルされたばかりとのことですし、ずっと残していって欲しいホールです。
- 指揮:高関 健
- ピアノ:菊池 洋子
- 司会:朝岡 聡
- 岩代 太郎/東風慈音ノ章
- W.A.モーツァルト/ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
- 10分でわかるレスピーギ「ローマの噴水」と「ローマの松」-構成:新井鷗子-
- O.レスピーギ/交響詩「ローマの噴水」P.106
- O.レスピーギ/交響詩「ローマの松」P.141