110回目の作曲レッスンを受けました。今回で組み合わせ課題も遂に終了し、偶成和音へ入りました。この組み合わせの章だけで約3ヶ月かかり、とにかく多くのパターンを一通り学ぶだけでも大変でした。偶成和音は楽しいらしいですが、まずは説明が長く、今回は問題までたどり着くことが出来ませんでした。
楽曲分析はブルッフ「ヴァイオリン協奏曲 第1番」を題材に、協奏曲の楽譜の見方やロマン派らしさを見ながら和声分析していきました。かなり古典的な作りがされており、どういう部分からロマン派と感じるかを話しましたが、ほんの少しの違いが積み重なっており、時の流れを感じます。
また、シェーンベルク「ヴァイオリン協奏曲」から、12音技法や新ウィーン楽派についても学び、他の2人との違いなども聴いていきました。現代音楽の技法でも、どこまで厳密に適用するかや、どういう要素を使用するかで、ずいぶんと雰囲気が変わってきます。もっと色々な曲を、意識しながら聴いてみたいと思います。