Terraceの「Northwest Terrace Regional Airport」からは、HertzでFord「Escape」を借りて移動しました。空港内のカウンターで鍵をもらい、空港横にある駐車場から車を乗っていくだけという簡単なものでした。駐車スペースとしてはレンタカー用のものになっているのですが、看板等はないので鍵をポチポチしながら車を探しました。空港が小さいですし、動線も限られているので、それでもすぐに車は見つかります。
ただ、借りる手続きをする時にインターネットがダウンしているとの事で、少し細かなやり取りや書類への記入が必要となりました。この後も色々なところでインターネットに接続できないことが続いたので、今思えばこれが最初の洗礼だったのだと思います。
予約した時はTOYOTA「RAV4」だと思っていたのですが、実際はFord「Escape」が待っていました。日本では乗る機会がなさそうなFordに乗れたのは良かったのですが、1.5Lの3気筒ターボは長距離移動には少し厳しく、せっかくの広いカナダですし、もう少し余裕があればと思う時がありました。特に周りはV6やV8がうじゃうじゃ走っていますし、ほとんどの区間が片側1車線の道なので大型のモーターホームやトレーラー等を追い越す際に気を使いました。サスペンションやハンドリングはふにゃふにゃ傾向で、ほぼ真っ直ぐの道や未舗装を走るには良かったのですが、せっかくのFordに乗っている感じは全くありません。どうせなら「Bronco」とかにしてくれたら良かったのにと思います。
左ハンドル右側通行の道を走るのは昨年に続いて2度目なので、あまり違和感なく乗っていくことができました。今回は信号のある地域を走る機会も少なかったので、常時右折可能だったりというローカルルールだけ気にしていれば、緊張せずに走ることができました。特にカナダの田舎しか走っていないので、車も全くおらず、どこでも駐車し放題という運転には楽な環境でした。地域柄、大型のSUVやピックアップトラックが多く、「Escape」は小さい方の車ですね。次回、同じ地域へ地域を訪れる事があれば、籔もピックアップトラックをレンタルしてみたいなと感じます。
今回のトピックは駐車中に右リアをぶつけられた事でしょう。ホテルに駐車していたところ、オランダからの旅行者が駐車中の切り返しで車をぶつけたらしく、凹んでいました。ホテルのオーナーがぶつかった瞬間を見ていたらしく、ぶつけたのもまともな人だったようで、連絡先を残していました。ここから、籔、こちら側のレンタカー会社、ぶつけた相手、相手側の車両の保有者を結んだ補償についてのやり取りが始まります。レンタカーはレンタル時に「損害補償制度(LDW)」へ入っているので大きな心配はしていませんでしたが、できればこちらの損害を最小にしたいと考えていました。
この事故の処理をする過程で、代理店がレンタル予約をキャンセルし、店舗独自の契約に変更していたことが判明します。籔はHertzでレンタルしたと思っていたのですが、Hertzの本部では予約がキャンセルされているとのことで、間に立った動いてもらうことができなくなりました。車両の貸出時から少し怪しかったのですが、まさか先進国のカナダでその様な微妙な詐欺が行われるとは思わず、確認が足らなかったと反省です。とはいえ、書類なども全てHertzの物でしたし、もう一度同じ状況になっても気付かないと思います。
LDWに入っており、さらに事故の補償は事故相手の保険から支払われているにも関わらず、修理費用が籔に請求されていたので、ここからHertzとの戦いが始まります。Hertzの本部は動かず、代理店は話にならず、「Consumer Protection BC」という消費者センターもレスポンスが遅く、最終的にはクレジットカード会社の「American Express」が不正請求と言う名目で請求を却下してくれました。相談を始めてから1ヶ月半かかりましたし、まだ何か起こるかもしれませんが、一先ず落ち着いたのでこの記事も書けています。



