Stephen Herrero「Bear Attacks: Their Causes and Avoidance」を読みました。熊による被害と回避策に関して、北米でのデータを基に書かれている、熊対策の必読書です。グリズリーとクロクマに分けて書かれており、日本でのヒグマとツキノワグマのようなものでしょうか。グリズリーが多い地域を訪れ、それなりにグリズリーに接近する予定なので、そもそもどういう動物なのか、何に気をつけて行動しなければならないのか、いざ襲われた時にどう対処すれば生存確率が上がるのかなど、体系的に学んでおきたいと思い読んでみました。
いざ読んでみると、これまで断片的に聞いていた熊に対する対応、死んだふりや、音を立てる、木にのぼる、後ずさるなどを、どういう時に実施すればいいのか、生存率のデータを基に書かれており、参考になりましたが、実際に役立てる必要がなければ良いなと願います。
日本の報道などを見ると闇雲に熊を恐れているように感じます。まずは正しい知識を得るところからがスタートではないでしょうか。日本語に翻訳されたS.ヘレロ「ベア・アタックス: クマはなぜ人を襲うか」という2巻構成の本も出版されているようです。籔は現地で書かれている情報を辞書を使わず読めるようになるよう、この本は辞書を引きながら単語を覚えつつ読み進めました。普段見ない単語が多いので、なかなか時間がかかりましたが、事前の学習は必要です。
