広島文化学園HBGホールで行われた広島交響楽団の「第465回定期演奏会」を聴きに行きました。指揮もチェロのソリストも噂は聴きつつも初めて聴く人でしたし、前半の現代曲2曲も曲も全く聴いたことのない曲だったので、どのようなコンサートになるか楽しみにしていました。コンサートの初めから、とにかく指揮の音楽を前に進めようという姿勢が伝わってきて、ここまでのエネルギィが必要なのだなと驚くほどでした。
シュニトケのチェロ協奏曲第1番も、初めからまるでオルガンのような音が出ており、どういう楽譜なのだろうかと、帰ってすぐに楽譜を見てみました。細かな音の動きも多くて、ホールの響かなさが良い味を出していた初めてのケースではないかと感じました。とても良いコンサートで、奏者や曲目も素晴らしかったのに、籔の横の列は他に誰も座っておらず、もう少しお客さんが入ったら良いのになといつも思います。研究なども多く行われている分野ですが、理論通りにはいかないのでしょうね。勿体ないことです。
- 指揮:ジョナサン・ノット
- チェロ:上野通明
- アンジェイ&ロクサンナ・パヌフニク:祈り(弦楽合奏版・父娘共作)
- シュニトケ:チェロ協奏曲第1番
- ショスタコーヴィチ(生誕120年):交響曲第9番変ホ長調作品70
