広島県立美術館で開催されている「生誕135年記念 川端龍子展―衝撃の日本画」という展覧会へ行きました。本来は5月末までの予定でしたが、会期が延長されたおかげで見に行くことができました。これもほとんどの作品が大田区立龍子記念館から来ている為に出来ることでしょうし、タイミング的にはちょうどいい展覧会かなと。日本人の展覧会はお客さんが少ないのですが、今回もほとんど人がおらずゆっくり見て回れました。
サイズの大きな絵が多く、大胆なのに繊細で思わず見入ってしまうものが多くありましたし、こういう絵が身近にあると常に身が引き締まる感じがするというものもあり、良い時間を過ごすことができました。ほぼ年代別に作品が並んでいたのですが、気に入ったのは何か新しいものをと考えている時代の作品。やはり完成されていなくても、変化しているものが好きな様です。