チェロを習い始めて11ヶ月が経過し、初めての発表会で鈴木鎮一「チェロ指導曲集 2」から、モーツァルト「メヌエット1番」を弾かせていただきました。伴奏がついた状態で演奏するのは初めてでしたが、フルートと違って演奏しながら声を出すことができますし、とても合わせやすい気がしました。また、座った状態で演奏するので、演奏時の安心感が高い気がします。
演奏は直前の演奏を客席で聞いていたのですが、調や拍子が全く同じで、自分の曲がなんだったのか分からなくなってしまいました。短い曲ですし、暗譜で問題ないだろうと思っていましたが、直前に混乱したまま舞台に上がることになってしまいました。また、しっかり楽譜を確認したり、思い出してから舞台へ上がれば良かったのでしょうが、弾き始めたら思い出すだろうという甘い考えもいけませんでした。その場のことに一生懸命で、思い出すことはできませんでした。
演奏はうまく行きませんでしたが、はつかいち文化ホールの小ホールは室内楽にちょうど良い響きで、とても気持ちよく演奏することができました。初めて人前で演奏する時はこんなものでしょうか。もう少し余裕を持って演奏できるようになると、もっと楽しめるのだろうなと思いました。また来年へ向けて練習していこうと思います。