2年振りにオリンピックディスタンスのトライアスロン「ASTC アジアトライアスロン選手権 2016 廿日市」を走ってきました。アジア地域のチャンピオンシップという位置づけの大会でしたが、エイジグループはほぼ日本人でした。
水温が15℃までしか上がらず、スイムは500mに短縮。10日前に風邪を引き、咳が止まらないまま出場したので、少し助かりました。レース全体としてはやはり咳に苦しみましたし、2週間全く動いていない身体は全く動きませんでした。
大会概要
- 大会・・ASTCアジアトライアスロン選手権 2016 廿日市
- 場所・・広島県廿日市市
- 日時・・2016/05/01
- 距離・・52.3km、ほぼオリンピックディスタンス(S500m/B41.7km/R10.1km)
- 天候・・天気:晴れ 気温:18℃ 水温:15℃(スタート時)
- 結果・・2時間35分09秒 199位(290人中)
区間タイム(時:分:秒)
SWIM | 0:12:13 | 2.46km/h | 201位 |
Transit 1 SWIM to BIKE | 0:05:30 | ||
BIKE | 1:14:02 | 33.8km/h | 170位 |
Transit 2 BIKE to RUN | 0:04:06 | ||
RUN | 0:59:17 | 6.7km/h | 212位 |
TOTAL | 2:35:09 | 22.22km/h | 199位 |
使用機材
- 共通
- シャツ・・Compressport「Triathlon Shirt(S)」
- ショーツ・・2XU「Perform Tri Short 9″(S)」
- カーフガード・・Compressport「R2 Calf Guard(T2)」
- アームカバー・・2XU「COMPRESSION ARM SLEEVES JACQUARD X(M)」
- GPSロガー・・Garmin「Fenix2」
- ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
- SWIM
- ウェットスーツ・・Orca「TRN Thermo Full Sleeve Wetsuit」
- ゴーグル・・Aqua Sphere「Kayenne Regular Fit(Tinted Lens)」
- スイムキャップ・・大会支給
- BIKE
- フレーム・・FOCUS「CAYO 2011」
- ホイール・・Planet X「82/101 Wheelset 700c」
- エアロバー・・PROFILE DESIGNE「T-Mag」
- タイヤ・・Vittoria「Corsa SC Tubular Road Tyre」
- クランク・・FSA「Gossamer(50/34)」
- カセット・・SHIMANO「ULTEGRA CS-6700(12−23)」
- バイクシューズ・・SHIMANO「SH-TR32(41)」
- ヘルメット・・SPECIALIZED「S-Works Evade(S/M)」
- アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
- サイクルメータ・・CATEYE「STRADA」
- ハイドレーション・・Profile Design「Aero HC System」
- RUN
- ランシューズ・・asics「SORTIEMAGIC RP 2(26.5cm)」
- シューレース・・Xtenex「Sports 300」
- キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
- ハイドレーション・・Nathan「Speed 2 Hydration Belt」
SWIM
スイムは500mのコースを3周の予定だったのですが、水温が15℃までしか上がらなかったという事で、1周500mだけに短縮されてしまいました。水質も港の中にしては酷くなく、前も見やすい感じ。ポンツーンから海に入り、海に浮かんだ状態でスタートする「フローティングスタート」を初めて体験しました。
水中でスタートを待っている時はウェットスーツから出ている手足が冷たく感じましたが、いざ泳ぎ始めると気持ちよく泳げる程度でした。これなら1.5kmでも問題なかったなと思いながらも、咳が出たらいけないので、とにかく抑えて。少ない人数で数グループに分けてのスタートでしたので、ほとんどバトルも無くてユックリと12分13秒かけて泳ぎました。
Transit 1 SWIM to BIKE
スイムからバイクへのトランジットは5分30秒。まずは思い切り咳をして、水を飲み、久し振りに脱ぐウェットスーツに戸惑いながらも何とか脱いでバイクへ。ウェットスーツがなかなか脱げずに焦ったのか、バイクシューズを履かずにスタートするところでした。
Bike
バイクは長めの直線と90度のカーブが連続するコースを7周。橋を1つ越えるだけでほとんど平坦なコースなのですが、カーブが続く区間は道幅も狭く、人が多くてどうしてもスピードを落とさなければならない場面が多かったです。ドラフティング禁止のレースだったのですが、コースレイアウト的にどうしてもドラフティング状態になってしまうことがありました。一つ前の写真はスタート時の物なのですが、横の人が斜めに進んで来そうになってビビっています。
ペースを抑えながらも順調に走っていたのですが、3周目くらいで酷く咳き込み、コース上に少し嘔吐してしまいました。その後も定期的に咳が出てくるので、咳が出る度に水を飲み、なんとか41.7kmを1時間14分で走り切りました。自分の体調を気にしながらのバイクパートは何だか変な感じ。もっと思い切り走りたかったですが、走りながら嘔吐できることが分かっただけでも良かったことにしましょう。ちなみに、バイクにもウェアにも被害(飛び散り)無し、次からも大丈夫です。
Transit 2 Bike to Run
バイクからランへのトランジットは4分6秒。ここでも落ち着いてバイクをラックに掛け、シューズを履いて水を飲んでからスタート。今回のレースはトランジットと言うよりも休憩場所になっていました。
Run
ランはゴール地点まで一度行き、その後に川沿いのループを3周するコース。川沿いまで来ると木陰も有って涼しく感じ、とりあえず最後まで走り切ることが出来ました。東南アジアでのトライアスロンでは歩いてしまう瞬間が有るので、やはり気温の差は大きいなと思います。この日の最高気温が26℃、これ位だと寒くなくてちょうど良いです。
エイドステーションも合計7回あって十分なのですが、咳き込んだ時用に水を持って走りました。今回はこれが正解、随分と助けられながらゴールへ。最後がブルーカーペットだと爽やかな気分でゴール出来て良かったです。
この1回しか開催されない「ASTC アジアトライアスロン選手権 2016 廿日市」でしたので、少し無理をして出場したのですが、地元のレースなので色々な人に会うことが出来ましたし、いつもより短い距離のレースを楽しむことが出来ました。毎年ここでレースを開催してくれたら、来年もしっかり準備をして出場したいと思えるような大会でした。
体調の思わしくない状況で完走出来て何よりです。
バイク後の二枚目の写真に怪しげなオジサンが映っています。狭い道の反対側からの撮影ですね。
小生が立っていた15分位の間に縁石にホイールをぶつけた選手が5人ほどいました。
制限ラインを大きく超えて落ち着いて乗車すると良いようです。