広島グリーンアリーナで開催されたB’zの「LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」というライブを見てきました。タイトルは明らかにLed Zeppelin「Whole Lotta Love」を意識したものですし、新しくサポートドラマーになったBrian TichyはLed Zeppelinのドラマーを記念した「BONZO BASH」を運営している人。ライブ中にもLed Zeppelinのメロディをそのまま取り入れていましたし、Led Zeppelin好きとしては面白かったのですが、B’zというバンドとして、これで良いのかなという感じがしました。
サポートメンバーが一新されていたのでどんな音になっているか楽しみに聞いていましたが、ドラムとベースの音が立つので、ギターやボーカルも浮くように音色が荒くなっていたなというのが一番の印象。音量やノリがアップして、お洒落さダウンという感じでしょうか。速いテンポで推していく曲はとても良かったのですが、あまりにやる気のないバラードも気になりましたし、僕ならまたサポートメンバーを変えるかなとも思いました。
それでも去年のライブの様などうしようも無いという感じではなく、声もよく出ていてギターも上手く、聴きに行って良かったなと思えるライブ。ここ数年、同じ様な内容のライブが続いていたのですが、今回は新鮮でしたし、毎年この新鮮さを味あわせてくれたら嬉しいなと思います。