永遠の門 ゴッホの見た未来

 1年ちょっと前に公開されて気になっていた「永遠の門 ゴッホの見た未来(At Eternity’s Gate)」がようやく山口県まで来たので観に行きました。上映されている映画館が少なく、山口県ではMOVIX周南だけ。それも1週間のみという限られた期間なので急いで観に行ったのですが、お客さんは数名とほぼ貸切状態です。

 不安定な精神状態を示したいのか手持ちのカメラで撮影していて画面がブレブレだったり、ゴッホが観ていた色を感じさせたいのか黄色のフィルターが貼られていたり、露出がオーバー気味だったり、撮影の方法で努力しているという事は大変に感じられたのですが、ちょっとやり過ぎていてしつこさを感じました。そのしつこさも含めて表現なのかなとも思いますが、ちょっと良い方に考えすぎかな。

 演技は素敵でしたし良い映画だとは思うのですが、音楽だけはどうしてもダメでした。全体を通してピアノ+α程度の静かな音楽が流れるのですが、シンプル過ぎて和声の課題か聴音かという感じで、頭の中は物語に集中するより楽譜が出てきて邪魔をします。美術好きな人は音楽好きも多いと思いますし、もう少しなんとかならなかったのか。終わった後はソルフェージュの授業を2時間受けた後みたいで頭ボーッと、次は何も考えなくて良いドカーンとした映画を見たいです。

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本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。