広島文化学園HBGホールで行われた広島交響楽団の「第413回 定期演奏会」を聴きに行きました。プログラムが変更になっていた事を知らず、元々のチェイコフスキーを聴くつもりで会場へ行くとブラームスに変更になっており、中華料理を食べるつもりでお店に入ると蕎麦だったような、拍子抜けした感じでプログラムを開きました。
曲はどちらも初めて聴きますしなんの予習もできていなかったのですが、とにかくソリストの音圧が凄いですし、木管を中心として音色もよくミックスされていて初めて聴くような音がちょくちょくありました。ソロの音がよく出ているのでオケも演奏しやすいのでしょうか、こういう演奏は刺激的ですし、最近はフルートばかりが気になるのですが、この日は気付くと全体をバランスよく聴いていた気がします。
いい音でしっかり弾いてくれる、こういうソリスト好きです。
この日は梅雨末期で雨が酷く山陽本線は終日運休、山陽自動車道も廿日市ICは復旧しておらず、移動できないかと思っていました。タイミングの悪いことに、赤いスカイラインも何故か雨が侵入してくるというハプニングが重なり、車を乗り換えて最適なルートを考えながらギリギリの時間で会場へ向かいました。雨の日なのに慌てたくはないものです。
会場に着くとタイミングよく空きが出たようで、目の前の駐車場へ入れてもらい、なんとか間に合ったという感じ。18:45開演という設定ですが、個人的にはもう少し遅い時間からの方が助かります。
- 指揮:井上道義
- ヴァイオリン:金川真弓
- ブリテン:ヴァイオリン協奏曲作品15
- ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90