JMSアステールプラザで行われた広島交響楽団の「第415回定期演奏会」を聴きに行きました。今週はバタバタしており、もしかすると行けないかなと思っていましたし、金曜日の夕方は高速道路や広島市内の道路が混んでいて、いつもより15分程度余計に時間がかかりましたが、なんとか開演5分前に滑り込むことができました。夜のコンサートはいつも18:45からですが、遠くから行く身としてはもう少し遅いと助かります。
ヒンデミットを聴きに行ったのですが、プログラムをよく見ると全て他の作曲家の曲からテーマが取られており、1つのプログラムに6人の作曲家の名前が並ぶ面白いものでした。さらにピアノはラフマニノフ本人が使用していたものが使われており、プログラムにはピッタリ。まだまだ鳴りそうなピアノだなと思い調べてみると、ジャンク状態から3ヶ月前に修復されたばかりとの事でした。これからたくさん弾かれて、昔の音を取り戻していくのでしょうか。
フルートのソロも良かったですし、ホルンってこういう使い方をするんだといった、新しい響きを聴けて充実したコンサートでした。
指揮:クリスティアン・アルミンク
ピアノ:江口玲ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56a
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲作品43
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容