香川県立東山魁夷せとうち美術館で開催されている作品展「本と魁夷 ― 美の世界を綴る」を見に行きました。東山魁夷は特徴的な色使いなのにとても自然でスッキリとしており、見るたびに好きになる画家。多くの作品を所蔵している美術館が近くに有ると知り見に行きました。所蔵している東山魁夷の作品を中心とした作品展を年間4回開催されており、よく研究されていることも有ると思いますが、とても工夫された展示で楽しく拝見することができました。
初めて訪れた「香川県立東山魁夷せとうち美術館」ですが、瀬戸大橋を後ろに控え、とても趣のある建物でした。館内からも瀬戸大橋と海をきれいに見ることができ、それ自体を1つの美術作品だと感じました。美術館としてはコンパクトな作りでしたが、しっかりと特徴を打ち出している面も含めて、とても好きな施設。また、違う作品展も見に行ってみたいです。
近くにある「瀬戸大橋タワー」へ寄ってみたのですが、ぐるぐる360度回りながら景色を上から見ることができるので、思っていた以上に楽しむことのできるアトラクションでした。やはり北側に海があるというのは、光が順光になって良いですね。日本海側は寒さが厳しいですし、穏やかな瀬戸内海で北側に海を見ることができる四国は、海を見ながら生活したい人にはなかなか良いのかなと思いました。