Ⅳ7の響き

 62回目の作曲レッスンを受けました。転調のある「ソプラノ課題」を引き続き進めており、和音進行の大枠は外さなくなりましたが、今回はⅣ7の代わりにⅡ7を使用した方が良いところがそこそこありました。Ⅰの次に使用する和音として、Ⅳ7の方が保留する音が多いという理由で使用してしまっていましたが、特に短調ではⅡ7の方が減3短7の和音となり、響きが明るくなり過ぎずに良いということを確認しました。
 また、バスの進行はまだ迷う場面が多いです。特にメロディが加工している場面でバスを同音→主音と進行させることがなかなかできず、パターンとして身につけるしかなさそう。もう少し課題が残っているので、残りのものを解きながら慣れていこうと思います。

 作曲は自作16小節の短い曲を弦楽合奏に編曲していきました。ピアノでは気にならない半音のぶつかりも弦楽合奏では気になってしまうので、音がぶつからないように少し音を変える必要がありました。また、曲の初めから全ての楽器を使っていて、分厚い響きになっていたので、ちょうどよく聞こえるよう音を抜く必要もありました。次回までに修正していきます。

 楽曲分析のグループレッスン21回目も受けました。坂本浩美「旅立ちの日に」の和声分析の続きで、最後まで見ていきました。ほぼ同じパターンの和音進行を繰り返しており、間奏も少しメロディを変えたという程度で作られている曲でした。声部によってタイミングがズレるのは一箇所のみなのですが、その部分の掛け合い方も確認してこの曲は終了。学校で歌われる合唱曲は、歌いやすいようにシンプルな作りをされていますね。

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本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。