流される

 22回目のウインドサーフィンをしてきました。今回は初めて流され、出発した場所に戻ることができず、800mも風下側に辿り着きました。800mも道具を持ち、砂浜を歩いて帰らなければならなかったのは、かなりの重労働でした。流されている中で岸にたどり着くだけでも体力の限界だったのですが、この帰る作業は本当に辛かったです。もう流されるのだけは回避しなければ。

 流された原因は、風が強くなってきたのを甘く見ていたことが最も大きかったように思います。海に出た当初はほぼ風がなく、ハーネスもかけられない状態だったのですが、急に風が出てきて楽しく走れるようになり遊んでいました。籔が遊んでいる間にも風はどんどんと強くなっており、気付いた時にはウネリも凄く、セイルアップするのも大変になり、体力もなくなり、どんどんと流されてしまいました。

 なんとかセイルアップできても、ダガーを出していると風上へ向き過ぎてしまい、思う通りに進むことができませんでした。こういう場合はダガーを半分出せば良かったと後で教えてもらったので、同じように風が強くなった時に試してみようと思います。また、風が強くなるという予報だったので、初めから小さなセイルで海へ出ておくことも大切でした。これほどまでに急変するとは思っておらず、海を舐めてはいけないという事を痛感しました。

 そんな中でも、まだ風がそれほど強くない間に、安定してハーネスをかけて走ることができ、前足だけストラップに入れることもできました。ある程度の距離を安定して走れたのは初めてかもしれません。全く余裕はありませんでしたが、楽しかったことだけは覚えています。この感覚を忘れず、もっと続けられるように練習していきます。

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本州の端っこ在住。 長閑な非都市部でフルート、ピアノ、作曲を勉強中。競技でパワーリフティングにも取り組んでいます。色々としているおかげで、常に新しい課題だらけ。飽きる暇もなく、楽しめています。