「CX-60(5BA-KH5P)」の1ヶ月点検をしてもらいました。また、ドアのアウターパネル内にタッピングシートを貼付けて、ドア開閉音を向上させる改善対策も同時にしていただきました。作業時のODOメータは3,200km。この改善作業に時間がかかるらしく、ディーラーの開店から閉店まで預けていました。
確かにドアを開閉した時の音は安っぽさがなくなりましたが、走行時の音も改善するかという予想は外れ、単純にドアの音が良くなったというだけでした。あまりじっくりドア音を聞くということはしないのですが、一日に何度も開閉するものなので良い改善かと思います。
同時にいくつか気になっていたことも確認していただき、部品が入荷次第、燃料ポンプとトランクルームカーゴフックを交換してもらうことになりました。色々と問題も言われているCX-60、乗り始めて1ヶ月半経ちましたが、確かに見た目や車の大きさと見合わないような乗り心地だったり、一手間多い操作性であったりという、感覚的な不一致が最も気になっています。SUVでゆったり走ろうと考えていた人にとっては、ちょっと期待外れな選択になりそうだと思います。
一方で、ミドルサイズのSUVとは思えないようなキビキビ感は気に入っており、エンジンをしっかりと回して走れる環境では運転を楽しめる車で好印象です。2,500ccのNAで後輪駆動なので、楽しんでいると高速道路を走っても7~10km/Lという燃費になってしまい、V6 3,700ccのスカイラインクーペよりも悪い気がしています。25Sを選択した時点で、燃費は諦めなければなりません。
代車は「CX-3」の1,500ccガソリンモデルでした。広島の街中を走り回っていましたが、コンパクトなSUVなので何も気にせず走り回ることができ、快適な車でした。街中しか走らないのであれば、こういう車が良いですね。