京都国立博物館で開催中の「新時代の山城鍛冶 -三品派と堀川派-」という企画展を見に行きました。九州国立博物館を訪れたことで、国内の他の国立博物館へも近くに寄った時には訪れてみようと思い、今回は朝の開館と共に京都国立博物館を訪れました。博物館前の駐車場も空いていましたし、館内も空いていてじっくりと見て回ることができました。

さすがは京都にある国立博物館だけあり、展示されているものは国宝や重要文化財ばかり。日本刀もじっくりと見るのは初めてでしたが、どこをどう見ればいいのかという解説があり、それぞれの作品の違いを比べながら見ていくことができました。刀には鎬(しのぎ)と呼ばれる部分があり、これが「鎬を削る」という言葉の元になっているということを知りました。意味を知らずに使っている言葉は多いのだろうなと感じます。
尾形光琳の虎をそのままキャラクタにした「トラりん」という博物館公式キャラクタも人気で、人を引き連れて館内を巡っていました。いつ写真を撮ってもキメ顔なキャラクタも珍しいです。こういうキャラクタからも文化に興味を持ってくれる方が増えるというのはいい取り組みですし、展示を見て疲れた頭がリフレッシュした気がします。
