142回目の作曲レッスンを受けました。なんとかテーマを用いて最後まで課題を解いていきましたが、特に構成音の転移に関して、まだ覚ていない公理がたくさんありました。もう1年半程度前の内容ですし、あまり意識して使用してこなかったので、すっかり忘れていることも多いです。この章の公理を適用することで、使える音の幅が広がるので、改めて復習しておかなければなりません。
楽曲分析はサン=サーンス「動物の謝肉祭」の第13曲目「白鳥」を見ていきました。この組曲の中で最も有名な曲で、他の曲からの引用が全くない唯一の曲でもあります。構成やどのような要素で曲が作られているのか、優雅に聞こえるためにどのような工夫がされているか見ていきました。余計な要素を排除していたり、あえて入れていたり、全て意識的に効果的に作曲されていることを確認しました。全てに意味があるというのは大切なことですが、自分ではなかなか実現できそうにありません。
