サンビームやないで開催された「スタインウェイを弾く会」という催しへ2年振りに出演させていただき、クレメンティ「ソナチネ op.36-3」を弾いてきました。2年前にも同じ会場でピアノを弾かせていただいているので、音の感じも分かりますし、ピアノのレッスンも受け始めたことで人に聞いてもらう機会も増えて、前回ほどは緊張せずに当日を迎えることが出来ました。
それでも、今回は初めて3楽章形式の曲を全楽章通して弾きますし、初めてダンパーペダルを使用しない曲だったので、最後まで止まらずに演奏できるかや、ペダルに置かない足が所在なく感じ、ちゃんと座っていられるか心配でした。簡単な練習曲を選んだつもりでしたが、こんなに失敗が分かりやすく、3楽章分集中しないといけない曲はまだ早かったかなというのが正直なところです。
曲はようやく不安な場所を潰し始めていたので、もう少し練習時間があればと思いましたが、これはどこまで練習しても思うことなのでしょうか。タッチミスは常に発生していますし、大きな音の事故も発生しましたが、止まりそうになるほどの大事故は起こらず、最後まで止まらずに演奏できましたし、それなりに音楽を作ろうと努力できたので、自分の中では70点くらいでした。また演奏する機会があれば、次は初めから落ち着いて演奏したいと思いますし、また幾つかの楽章から作られている曲を演奏したいなと思いました。