JMSアステールプラザで行われた「HIROSHIMA HAPPY NEW EAR 30 岡本侑也 & 北村朋幹 デュオ・リサイタル」を聴きにいきました。この企画は昨年の3月以来、ずっと開催されなかったので久しぶりでしたが、前回も北村朋幹さんのソロリサイタルでした。これまで2回聴いていますが、どちらも良い演奏をされるピアニストなので、今回もとても楽しみにしていました。
「HIROSHIMA HAPPY NEW EAR」らしいとても刺激的なプログラムで、聴いている方が途中で息をするのも躊躇するほどでした。特に武満 徹「オリオン」は一音目から独特な雰囲気が醸し出されていましたし、ピアノとチェロの対比が面白くて聴き入ってしまいました。ここ最近、たくさん舞台に立たせてもらっていたので、余計にレベルの高い演奏の凄さを感じ、自分とのあまりの距離に気が遠くなりました。演奏や音色のヒントをたくさん頂いたので、少しでも近づけるように練習していきたいと思います。
- 岡本侑也(チェロ)
- 北村朋幹(ピアノ)
- 音楽監督・お話/細川俊夫
- L.V.ベートーヴェン チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
- ユン・イサン Glissées(1970)
- J.S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番 ト短調 BWV1029
- 武満 徹 オリオン
- 細川俊夫 LiedⅢ
- L.V.ベートーヴェン チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2